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リンクポピュラリティをあげる



■リンクポピュラリティをあげる


◎被リンクをふやす!


 前回も説明したとおり、他のページから多くリンクを張られていると有利です。
 リンクを張ってもらう際注意するべきことがあります。

 ①リンクフリーをアピールする。
  リンクルール(「リンクを張ったら必ず連絡下さい」など)を厳しくすると、
  閉鎖的なサイトイメージを与える事となります。
  「いろいろうるさいからもういいや」と思われると損ですよね。
  リンクを貼る閲覧者側は、類似ページはたくさん知ることができますので、
  せっかくあなたのサイトに来てくれたにもかかわらず閉鎖的なイメージはデメリットです。

  とは言うものの、一方的なリンクの場合は上記があてはまりますが、相互リンクなどの
  場合はある一定のルールを作成しているサイトが多くありますね。

  ※補足:リンクフリーは和製英語です。。
      本来の英語ではなく「リンクは自由ですよ」という意味合いで「リンク+フリー」
      となったそうです。
      正しくは「Please feel free to link・・何とかかんとか」というような記載だそうですが、
      そんな記述をされても意味が判らないですよね(笑)


 ②バナー画像を用意しよう。
  バナーを貼ってもらうには2通りの方法があります。

  ・あなたのHPに設置したバナーのURLに直接アクセスできるリンク方法(直リンク)
  ・バナーを一旦リンク元の方のPCにダウンロード(保存)してもらうリンク方法


  上記は、例えばバナー画像を変更した場合相手に伝えなくても同じファイル名(URL)
  であれば変更バナーはそのまま反映します。
  ですが、バナーを貼られているページにアクセスがある度に、自身のホームページ内にある
  バナーにもアクセスされているわけですので、HPを置いているサーバ容量が小さい場合は
  回線の混乱(サーバ負担)となる事もあります。
  また、直リンクはもしバナーを変更した場合、バナーを貼っているページの方に
  逐一連絡しなければならないというデメリットがあります。
  「直リンクはおやめ下さい」というのはそういう意味合いですね。
  ですが、直リンクのほうが有効な場合もあります。
  それは以下で説明いたします。



 <バナー直リンクのメリットと設置してもらう場合のSEO対策>
  よくリンクに関する説明で「コチラのタグをご利用下さい。」としてHTMLタグが記載して
  そのまま貼り付けるよう指示されている場合を見かけることと思います。
  これは上記の
  ・あなたのHPに設置したバナーのURLに直接アクセスできるリンク方法(直リンク)
  にあたる方法です。
  バナーリンクは人間の目にはテキストリンクより目に留まりやすくなります。
  人間の目には留まりやすくなりますが、検索エンジンではそのとおりには行きません。
  これは後にも詳しく説明していく予定ですが、
  検索エンジンはリンク元のリンク文字列(アンカーテキストといいます)をキーワードと
  みなします。
  単にバナーを作成し、バナーのアドレスに直リンクを行ってもらっても検索エンジンには
  拾ってもらえない場合が多いです。
  ですので、テキストリンクのほうが検索エンジン対策としては有効だといわれています。
  ですが、バナーリンクを貼ってもらってなおかつ検索エンジン対策も!
  という方法があります。
  
  ○バナーリンクを貼ってもらう場合にはバナーで目立たせつつ、
   文字列として検索エンジンに認識させる!


   少し難しいお話となりますが、その場合は「alt属性」と「title属性」を使うと解決します。
   
   alt属性・・バナー画像を指定する<img>タグに付ける「画像の意味(名前)」
         をテキストで説明するもので、タグ内に埋め込みます。

   title属性・・リンクをあらわす<a>タグに付ける「リンクの意味」を
          テキストで説明するもので、タグ内に埋め込みます。


   上記を埋め込めば、リンクを貼ってもらう際にバナーで目立たせ、更に検索エンジンに
   HTMLソース内の文字列を認識させる事が可能となります。


   
  リンクの設置について以下のように掲示しております。
    http://www.tsubonoie.jp/rinknituite.html
    見て頂くとご理解いただけると思いますが、例えば静止画88×31のバナをリンク元に設置して頂く場合、

    
    
<A href="http://www.tsubonoie.jp/" target="_blank"
    title="古美術・骨董品 古陶 壺の家">
    <IMG src="http://www.tsubonoie.jp/tsubonoieban2.gif" width="88"
     height="31" border="0"
     alt="古美術・骨董品 古陶 壺の家"></A>



    上記のように、リンクを示す
<A>タグの部分に
    「title="古美術・骨董品 古陶 壺の家"」
    
という文字列を挿入、<IMG>タグ部分には、
    「alt="古美術・骨董品 古陶 壺の家"」
    という文字列を挿入
します。
    そうすると、上記タグをリンク元に貼ってもらった場合、検索エンジンに文字列を
    認識させる事が可能となります。
    このように、リンクを貼ってもらう場合はタグを既に作成しておき、
    タグの使用をお願いしておくと有効ですね。


 ③自分が送るメールでもURLをアピールしよう。
  プライベートなどでメールの送受信を行う際、「メールの最後は名前だけ」という事は
  ありませんか?
  初めから広告目的で不特定多数にメールを送る行為は法でも規制されていますが、
  例えば、メール文章の一番下に名前を書く際、さりげなくアピールとして
  URLを付けておきます。
  
  [メールの例]
  田中様
  こんにちは。
  ○○です。
  ----メール文章------
  それでは、今後とも宜しくお願いします。

  ○○より
  ------------------
  古美術ファン必見
  URL:http://www.tsubonoie.jp/
  ------------------

  こんな感じですね。
  結構効果があると思いますよ。
  ※くれぐれも初めから宣伝目的内容を相手の承諾なしに送信する行為は
    法に規制されておりますのでご注意くださいね。




   
  
◎内部リンクと外部リンクを充実させる
 
 「リンク」と一言でいっても、
 
  ・自分のページ内を行き来するリンク(内部リンク)
  ・自分のサイト外から貼られているリンク(外部リンク)


 があります。
 内部リンクは自分のサイト内ですので、自分で設定できます。
 外部リンクは他者のサイトから貼られますので、外部リンクのほうが検索エンジン対策
 として有効であると感じがちですが、
実は検索エンジンはデータをページ単位で
 認識している場合が多く、内部リンクを充実させることも有効な手段となります。

 
 <内部リンクを充実させるために>
 
①全てのページにトップページへ戻るリンクを設置する
 ②全てのページに全てのページを案内するメニューを設置する
 ③サイトマップページを作成する。


 ①と②は当然のことですが、③に関してです。
 テキストリンクでサイトの全ページへのリンクを貼るようにします。
 そして、全ページからサイトマップへのリンクを貼ります。
 
サイトマップを公開していると「検索エンジンの巡回ロボットが全てのページを迷わず
 回収できる」という利点があります。

 複雑なページを構築している場合は、特にサイトマップは有効です。
 サイトマップを用意し、他の全ページからリンクを貼ることで、巡回ロボットが回収
 しやすいようになります。
 ※Google では、1ページに設置するリンクは100未満が推奨されています。
  ページ数が多いサイトの場合は、サイトマップを2ページに分けるほうが
  良いかもしれません。



 内部リンクでは貼れるリンクの数は限られてきます。
 ですので、内部リンクが充実しますと、今度は外部リンクを増やすようにします。
 
 <外部リンクを充実させるために>
 検索エンジンへの登録や、相互リンク募集、相互リンクのお願いを他サイトに行う
 などして出来るだけ他者のサイトからリンクしてもらうようにします。
 その際注意することは、

 ①外部リンクを特定のページ(トップページ)ヘ集中させる
 ②上記のようにアンカーテキストを使ったバナーなどでリンクしてもらう

 となります。