前回高度専門士の話で子供より夫婦で
進路の話が盛り上がってたんですけど息子の一言が
流れを一気に変えてしまいました
それは息子のこの一言です!
「理学療法士もいいな~」と言う呟きです
理学療法士は一時大人気で希望者が多かったですね。
でも今は飽和状態でお給料も余り良くはない感じで。
リハビリのお手伝いをするような感じで医療系ですしいいお仕事ですが
同じ医療系でも看護師より資格取得も難しい割に一時人気があり過ぎて
飽和状態になってそこまで需要高くなく転職もなかなか思うように行かないと
聞きます
以前に医療系も理系になるからそんな職業もあるのよ
って息子に言いましたが、そう言うのうざいと言って興味を示しませんでした
が、何の風の吹き回しか学校で友達から聞いたのかその話をこのタイミングで
言い出しました
が、この一言で私たち夫婦の進路議論が大きく転換しました。
夫が言うには「理学療法士はもう人が余ってるし国家試験も難しいのに
収入が厳しいからそれならいっそ看護師になったらどうだ?」
と言い出しました
えー?看護婦??と私が言うと、
夫)看護婦じゃなくて看護師!
今は雇用均等化で男の看護師も増えて来て看護婦と言うのは男の看護師に
対して失礼だぞ!
看護師は女子専門なんてもう時代遅れでこの数年で男性看護師の数は
倍増し今後もどんどん増えてくって聞いたぞ
と、言うので、
私)でも難しいのよ。
患者さんの体に障ったとかセクハラしたとか言われたり
いくら増えてても女性が圧倒的な業界だからね。
女性上司で同僚も女性が圧倒的に多い世界だからね
夫)
今はそうだけどでもあいつの年齢から考えたら今じゃなくて
10年後、20年後先を見なきゃ
看護師は給料も公務員並みでしかも求人倍率は4倍越え。
転職も思いのままで大病院では需要が高いとか。
リストラや転勤も皆無だし逆に女の人は出産等の理由で離職する人が多い中
男は離職率低いから管理職に上がる人も多く年収も男女の差別じゃなく
管理職になったり仕事1本に集中できる男の方が夜勤とか多くて手当てが多く
年収は高くなる傾向にあるらしい
女性は仕事だけじゃなく家事や育児との両立があるからきつく大変だけど
男は仕事1本に集中できるから夜勤とか大したリスクにはならないよ。
確かに肉体労働だけど女性より男の方が体力もあるから男にとってみたら大した
肉体労働にはならない。
夜勤とかもあるけどそれは製造系でも普通にあるしIT系だって納期があって
一時はブラック業界と言われてたんだから。
それにお医療系は休みもしっかりしてるしな~
俺は女性看護師より同性の方がかえって恥ずかしくなくていいけどな~
これまで女性がやってたが男女が役割で済み分ければ男の出番多いんじゃないか?
条件的に見たらこの仕事はもともと女性より男の方が合ってるんじゃないかって思うぞ。
ただまだまだそう言う固定観念を持ってる人が多いから当面はちょっとアレだけど
いま看護学校への入学を希望する男の子の数が凄く多いみたいだから
10年もしたら違和感なくなって返っていい仕事になるんじゃないか?
逆に今は穴場なんじゃないか?
えー!?
でもなんかめっちゃ凄い詳しいんだけどもしかしてずっと胸の中で温めてた?
と、思えるほどよく知っていました
うちはどんな事でもこうやって夫婦で話して決める
またそれにしっかり向き合ってくれる夫なのでありがたいですけど
まさか看護師と言うカードを出してくるとは意外でしたしやけに詳しく
説得力があり途中からは黙って聞いていました
確かにその通りなので取りあえずひとつの選択肢としてもう少ししっかりした
情報を集めて息子に話して見みる事になりました。
確かにうちの子共はおっとりしてて以前に就職診断を受けた時に
医療系に向いてると言う診断結果が出たんです
夫)
息子は感情的にならないしおっとりしてて余計な事は言わないし
今の子は我々の時代とは違って男女の偏見も余りないと思うし
あの子自体がそう言うの気にする子じゃないしどっちかと言うと女性の尻に
敷かれそうだから女性上司でも関係ない一般企業だってこれからは女性管理職
は増えて来るからそんなこと気にしてる方が古いんだよ(笑)
あの子は成果主義の世界よりそう言う感情労働に向いてると思うぞ
なるほど。
我が夫ながら鋭いな~と思って聞き入ってました。
私は息子に話しても女性が圧倒的多数の職場は嫌だ!と
言うと思ってましたが息子を呼んで夫婦でその話をすると
なんと「それもいいね~」と、私の語るマイナス部分より見事に夫の話に
乗せられてしまって
まったく何でもいいね~ですから困ったものです。
息子の一言で思わぬ展開を見せ始めた我家の進路議論です。
でもそんなに簡単に行くのか不安もあるのでそう言う男性看護師の存在を
女性看護師の方たちはどんな目で見られているのかとても気になるので
ここで女性看護師さんのブログでも見てみようと思います