happylife8さんのブログ
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小説 2

その後、彼と度々会うようになっても、気持ち伝えたり出来なくて。でも、たまに顔見て話すだけで心は結構、満たされてた。すごい衝撃が走った出会いのわりには穏やかな日々が長く続いてたんだ。ふたりだけの秘密を持ったのは出会ってからちょうど1年目。彼の職業やら詳細を書かないと読んでる人に説得力ないと思うけどさ。真実だから、あまり詳しく書くとマズイでしょ。『あ!これ俺のことかも』って似たような経験した人がこれを読んで、びくびくするのもありかもね。でも、本当に大好きだった。あたしにとって、あれが最初で最後の本物の恋なんだ。

小説 1

初めて会った日、あなたの頭上ではキラキラと光が舞い踊り、背後には紺碧の凪いだ海が見えた。産まれて初めて、電流のような衝撃を全身で感じたんだ。『この人が好き』理由なんてわからない。べつに好きなタイプでもない。ただ、これから始まるであろう逢瀬を本能で知った。その夜、名前も知らない、今日出会ったばかりの人に抱かれる夢を見た。断っておくけど、あたしはべつに欲求不満ではなかったし、その彼に会うまでは貞淑な妻を長い間続けていたんだ。一瞬で命も厭わない恋に落ちてからの出来事をここに綴る。誰の為でもなくあたし自身のために。