旅の最終日は、ピラミッド尽くしです!

まずは、ダハシュールにある屈折ピラミッドへ。


Wikipediaより

屈折ピラミッド(Bent Pyramid)とは、エジプトのダハシュールにある古代エジプト・古王国時代第4王朝のファラオでクフ王の父でもあるスネフェル王のピラミッドである。

三大ピラミッドなどと共にメンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されている。




高さ105m、底辺189mであるが、特徴的なのは屈折ピラミッドの名のとおり途中で傾斜角度が変わっていて、下部は54度27分、上部は43度22分となっている。

下側は崩れるのを防ぐために石は内側に向けて斜めに積まれている。

上側は平積みにしている。

この理由については、

  • 同時期に同じ工法で建築されていた「崩れピラミッド」が完成直後に崩壊し、下側で使用した工法でこのまま建設を続けると、同じように崩壊する可能性が指摘され、途中から工法を変更した
  • 建造中に王が病気になったので、完成を急ぐため高さの目標を下げた
  • これが完成形であり、下エジプトと上エジプトの合一を象徴している

などの説がある。




左に見える小さいピラミッドは、崩れピラミッド(黒のピラミッド)


Wikipediaより

黒いピラミッドはアメンエムハト3世治世後期のものとされ、浸食が激しいが、スネフェルの2つのピラミッド以外では最も印象的な記念碑である。

黒いピラミッドの頂上部にあった花崗岩製のピラミディオンは、カイロのエジプト考古学博物館のメインホールに展示されている。

このピラミッドの隣から、エジプト第13王朝の王ホルの墓(一部盗掘済み)とその娘と思われる Nubhetepti-khered の墓(未盗掘)が見つかっている。




お次は赤のピラミッド。



Wikipediaより

赤いピラミッド(あかいピラミッド、英:Red Pyramid)は、エジプトのダハシュールにある古代エジプト・古王朝時代第4王朝のファラオでクフ王の父でもあるスネフェル王が建設したピラミッドである。

三大ピラミッドなどとともにメンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されている。



スネフェル王が先に建設した屈折ピラミッドの約1キロメートル北方に建てられ、初めて直線のラインを持ち、壁面が二等辺三角形になっている方錐形の真正ピラミッドである。

高さはクフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッドに次いで3番目に高い。



高さ104.4メートル、底辺218.5×221.5メートル、傾斜角度は43度19分。

名前のとおり表面の花崗岩が赤く見えることから名づけられた。

最初から赤かったのではなく、建設当初は白い石灰石に覆われていた。

しかし、その大部分が持ち去られ、現在は基礎部分にその一部が残るのみである。


歴史

このピラミッドは、スネフェルが建築した中で最後に当たる5番目のもので、4番目に建設した屈折ピラミッドのすぐ脇に建設されている。

工事はスネフェルの治世30年に始まり、ピラミッドの落書きより建設に10年7か月を要したと考えられる。



構造

高さは約104メートルあり、エジプトのピラミッドとしては3番目に高い。

傾斜は43度19分と非常に緩く、底辺は220メートルもある。

エジプトにある同規模のピラミッドと比べると、潰れたような外観になっている。

この傾斜は屈折ピラミッドの上層部分と同じ角度である。

また現在の外観を構成している岩は、三大ピラミッドで使われているものよりも小さい。



北壁の地面より28メートルのところに入口があり、中に入ることができる。

奥の部屋に至る通路と、その途中に3つの部屋のような空間が存在する。

内部に装飾は一切なく、巨大な岩を組んで作成されている。

内部に埋葬跡らしきものは見つかっていない。




はしゃいでる様子が伝わるでしょうか。笑



次は、サッカラの階段ピラミッドです!