夫が図書館に行くと言うので、
「東野圭吾さんの本を借りてきて。
私が読んでなさそうで、私が好きそうなのを。」
という本当にめんどくさいお願いをしてみた。
夫が選んできてくれたのは、
『魔力の胎動』
『サンタのおばさん』
『素敵な日本人』
の三冊だった。
『サンタのおばさん』は読んだことがあったので、
『素敵な日本人』を読んでみた。
これは、短編集なのでいろんなお話があって読みやすい。
私が家事の合間に読んでいると、らら(10歳)が他の二冊を読了していた
えっ?もうこういう本読んじゃうの?
私「面白かった?」
らら「うん、面白かった。」
私「意味わかった?」
らら「わからないところもあった。」
しばらくすると、『素敵な日本人』にもららのしおりが挟んであった
私が読めない間にどんどん追いついてくる
「『壊れた時計』ていうお話読むとき、ママすごいドキドキしたよ!」
と伝えておいた。
読み進めた後、
「ママ!今から『壊れた時計』読むよ!!」
と緊張の面持ちで読書を始めた。
「あードキドキするー!!」
と言いながら読み進めるららを見て、大人が読むような本も読めるようになったんだなーとしみじみ感じた。
私は今からようやく二冊目の
『魔力の胎動』
を開こうとしている