S1   #4「靴下」
ネタバレ・感想・あらすじ↓


信仰深い、仲の良い
家族の夕食の時間のように見えるが…

その夜、父親のミッチェルは
治安の悪い場所で 殺害されていた。
(リリーの地元らしい)
完璧な父親のようで、売春していたのか?

この事件の再捜査の扉は、
殺されたミッチェルの妻が
警察署に連行されたことで始まる。

デスパレートな妻たちの
初期のブリーのような母親だったのに、
今はアルツハイマーで
昔の面影は まるでない。

息子は母親の面倒を見ていて、
妹は、父親の事件後、
女に汚かった父親に落胆し、
家族にも背を向けていた。


父親は、教会のオルガン奏者だったが、
そこのソリストと浮気をしていたらしい。
妹は、それにも気付き、
父親のことを軽蔑していた。


完璧な妻と、だらしない夫…


そんな風に見えたが、
母親 自らの証言で 事件は明らかに。
アルツハイマーで訳がわからないながらも
母親は、昔の記憶が たまに蘇っていた。

リリーは、それを利用して
娘のふり(仕草をマネ)して
事件の日、何があったのか聞き出す。



妻は、一見 完璧そうに見えたが、
実は とんでもないDV女だった。酒乱で。

鍵がいっぱい付いた部屋があったが、
それは殺されたミッチェルが
妻から逃げるためのものだった。

殺された日、
息子はダンスパーティーに行くはずだった。

が、ミッチェルの浮気相手から
家に電話があり、
それに怒った妻は、荒れていた。

ダンスパーティーに行くのを阻止。
ミッチェルは なんとか
連れていってあげようとしたが、
妻は、そんな夫を止め、
何度も殴り、殺害。

息子に手伝わせて、
売春街に夫を捨てて、
殺人に見せかけたのだった…


本当に、この妻。
怖すぎてホラー…

デスパのブリー みたいに、
完璧すぎて怪しかったけど、
それを 遥かに越えたクレイジー妻だった。

夫は、浮気というか
心の拠り所だったのかも。

娘に疑われてからは
キッパリ別れを告げてたし。
最悪な父親では全然なかったんだよね。

娘は、女ったらしって
思っちゃってたけど。。


リリーが、名誉を取り戻さなきゃ!
って、言ってたように、
ミッチェルの汚名は払拭された。
本当は売春なんかする人じゃなかったのに。

題名の「靴下」は、
偽装に失敗して忘れたものだった。

不自然な靴下のことを
当時の刑事が ちゃんと調べてたら
偽装されたって気付けたのに。

でも、当時の刑事も
リリーの「今の事件より もっと重要。
ずっと待たせてたんだから。」
って、熱意にひかれたのか、
協力的になってた。

今回は13年も前の事件で
ヴェラは 文句言いながら
捜査に付き合ってたな。

リリーは、本当に敏腕刑事で
一人で解決したようなもの。

母親の面倒を、自分も見てるからって
息子の聴取の時に話してたな。
仕事しかないようなリリーの
私生活が少し聞けた。