エル・カンターレが明かされた秘密:現代人を苦しめる「ウツ病」を乗り越える秘訣――With Savior(救世主と共に)――
人間はどこから来て、どこへ去っていく存在なのだろうか?
その疑問にお答えするためには、今まで隠されていた真実を知ってほしいのです。
あなたの悩みは、仏法真理を知ることで、すべて解消することでしょう。
神とは、人間とは、そしてその人生とは何かを知れば、未来に向けての生き方、人生にチャレンジする勇気が湧いてきます。
あたなにも、幸福になってほしい。そして、世界の人々にも幸福になってほしいと願っています。
真実を知ることであなたも幸せになれる――With Savior(救世主と共に)――
あなたに『真実の世界、人生、幸福、健康に生きる方法』を贈ります。
HappyScienceスピリチュアル人生相談 第24回
HappyScience天使のモーニングコール「神様に届く、祈りの作法」
Happylife-Happyhealth、今日のブログは、Happy Science『超・絶対健康法』より 現代人を苦しめる「ウツ病」を乗り越える秘訣 をご紹介いたします。
【奇跡のヒーリングパワー】 ついては、『超・絶対健康法』 に詳しく書かれています。
要点を数回に分けてご紹介してゆきますので、楽しみに読みすすめてください。
【目 次】
1. なぜ、昇進した人が「ウツ病」になってしまうのか
2. 昇進や転勤の前に、なすべき「準備」がある
3. 「ウツ病」に悩む人への処方せん―「仕事ができない時期」を耐えて、成長するための考え方
4. 悩みを紙に書き出すと、何をするべきかがよく分かる
5. 他人の評価よりも、自分自身を変えることに力を尽くす
6. 自分をほめれば、水面下に沈んだ心も浮上する
7. ウツを乗り越え、明るい人生を生き続ける秘訣は、今の悩みが、やがては、後輩を導くための智慧になることを知ること
8. 悪いことは早く忘れ、良いことは長く記憶しよう
現代人を苦しめる「ウツ病」の正体とは
■なぜ、昇進した人が「ウツ病」になってしまうのか
最近はテレビでもウツ病の問題についての番組を数多く放映していますが、私も、「現代ではうつ病が大きな問題なのだな」と感じています。
今は「特に30代がウツ病になりやすいと言われています。30代でウツ病になるというのは驚きですが、やはり、仕事関連の原因によってウツ病になるようです。
幸福の科学では、全体的に、「昇進は良いことだ」という教え方をしているため、当会の教えにも、まだ若干足りない分部があるかもしれません。
幸福の科学では、出世祈願なども行っていますし、「偉くなって責任ある立場に就いたり、仕事のできる人になったりすることは、良いことである」と教えているので、昇進した結果、ウツ病になってしまうのでは困ります。
確かに、「責任が重くなる」ということは、大変なことなのかもしれませんし、若くして、そういう立場に立つことが、かえって本人の人格を破壊する作用をするのかもしれません。
30代で主任や係長になったあたりで、ウツ病になって潰れてしまうということでは困るので、何か対策を立てなければいけないでしょう。
「社長になること以外は考えたことがない」というような人であれば、主任や係長ぐらいで潰れるとは思いませんが、
普通の人が、いきなり主任や係長に昇進すると、責任の重さに参ってしまうのでしょう。急に部下ができたりすると、どうしたらよいか分からないのだろうと思います。
しかし、そういう人は心の備えが少し足りないのです。
何十年か先ぐらいまでの長いスパン(期間)で、「社長になるか、重役になるか、部長になるか、いろいろあろうけれども、
自分としては、このくらいまで行きたい」ということを、早めに考えておくべきです。そういう心の準備が必要です。
「ある日、突如、昇格・昇任を言い渡される」というかたちでは、人生の戦略性が足りません。やはり、その少し前から心の準備をしておくべきなのです。
今の立場はそれぞれでしょうが、突然、昇格・昇任を命じられたとしても、「よし、来たか」という感じで受け止められるだけの心の準備は必要です。
最低でも半年か一年前ぐらいには心の準備をしておくことです。
そうしておけば楽に受け止められるのですが、準備をしていなかった人は悲惨なことになるわけです。
■昇進や転勤の前に、なすべき「準備」がある
それでは、どのように準備すればよいのでしょうか。
それは、自分が平社員のときに、すでに会社で主任や係長、課長補佐、課長などになっている人の仕事をよく見ておくことなのです。
自分が、あまり責任のない立場にあり、「夕方になったから、今日はどこへ遊びに行こうか」と考えているような時代に、「役職を持った人たちが、
どのようなことをしているか」ということを、じっと観察して、よく考えていたかどうかが、実は大きく影響するわけです。
そういうことをしていた人は、心の準備ができているので、昇進したぐらいで急にウツ病になったりはしません。
「その立場になったら、こういう仕事がある」ということが、あらかじめ分かっているからです。
もちろん、昇進ウツのなかには、「今の職場で立場が上がる」というケースだけではなくて、転勤することによるウツ病、「転勤ウツ」というものもあります。
そのように、たいていは、自信がないから、つらい気持ちになったり、ウツ病になったりするわけです。自信満々の人は、ウツ病になったりはしないものです。
「ウツ病」に悩む人への処方せん
■「仕事ができない時期」を耐えて、成長するための考え方
昇格、昇進、転勤などは、ウツのきっかけになることもありますが、「人生の仕切り直し」という意味では、必ずしも悪いことばかりとは限りません。
たとえば、同じ仕事を長く続けていけば、誰であっても、その仕事はよくできるようになりますが、突如、職場を替えられたり、立場を上げられたりしたら、一時的には仕事ができなくなります。
平社員の人が管理職になったら、急には管理職の仕事はできません。それで、いったん水面下に潜るようなかたちになるため、苦しいのです。
しかし、それは、自分にとって一種の成長なのだと思わなければいけません。
「半年くらいで、何とか浮上して水面から首を出す」ということを目標にして頑張らなければいけないのです。
それまでの間は本当に苦しいだろうと思います。
首が水面から出て、「ホッ」と息ができるようになるまでの間は、とても苦しいものです。おそらく、川原の砂地の上を走っているような、何か力の出ない感覚が続くことでしょう。
仕事上で、突如、予想外に転勤や栄転、昇格等をした人の場合、たいてい、半年ぐらいは、砂の上を走っているときのように、「後ろにキックしているのに足が前に進まない」という感じがするだろうと思います。
これはつらい時期ですが、とにかく時間を耐える以外に方法はないのです。
そのような状態になるんは、あなた一人ではありません。誰もが同じような経験をするのです。したがって、仕事のできない苦しみに負けてはいけません。
半年ぐらいは、とてもきつい感じがするだろうと思います。
「それまでの自分と同じようには仕事ができないことに耐えられるか。低い自己評価に耐えられるか」ということが試されているのです。
この時期をじっと耐え抜いて、じわじわと盛り返していかなくてはなりません。
いきなり一打逆転というわけにはいかず、少しずつしか進んでいかないものですが、ある段階を越えたときに、急にスッとできるようになることがあるのです。
それまでのつらい時期を耐えられるかどうかが大事です。
■悩みを紙に書きだすと、何をするべきかがよく分かる
悩みがたくさんあって、「自分は、何が原因で混乱し、ウツ状態になって苦しんでいるのか。
なぜ、やる気がなく、将来の見通しもない、真っ暗な気持ちになっているのか」ということが分からない場合もあるでしょう。
そういうときにやるべきことは、過去にも何度か述べたことがありますが、「悩みを紙に書き出す」ということです。
これは、私が実際に実践した方法でもあります。
一枚の紙を用意して、そこに自分の悩みを書き出してみてください。
「いったい何が問題なのか。自分は何を悩んでいるのか」ということを、箇条書きで書き出してみるのです。
幾つ書けるでしょうか。百個も悩みを書くのは大変です。いくら考えても百個はなかなか出てこないものです。
私も、昔、駆け出しの商社マンだったころ、自分の悩みを書き出してみたことがあるのですが、いくら考えても20個以上はでてきませんでした。
悩みを紙に書きだしたら、次は、しばらくそれを眺めて、その髪に順序を付けていきます。
出て来た悩みを重要度によって並び替え、表を書き直してみるのです。
その表をさらにじっと眺めると、自分の努力によって消し込める悩みと、消せない悩みがあることに気付きます。
どう頑張っても消えない悩みもあれば、頑張れば消える悩みもあるのです。それを見極めていくわけです。
「これは、どうしても消せない」と思う悩みについては棚上げします。
三角印でもバツ印でもよいのですが、棚上げするものにマークを付けていき、自分が解決可能と思われるものを選び出します。
「どの悩みなら解決できるか」ということを考えるのです。
そして、解決可能なものを、優先度の高いものから順番に一つひとつ消し込む努力をしていけばよいのです。
私の場合、20個の悩みのうち、一年経って自分で解決できたものは数個であり、20個すべてを消すことはできませんでした。
ただ、残りの十数個は、結局、解決しなくても、どうということのないものでした。杞憂というか、机上の空論のような悩みだったのです。
自分で解決できたのは数個でしたが、解決しなくてもよいものもあったわけです。
■他人の評価よりも、自分自身を変えることに力を尽くす
特に、人の評価に関する問題については、自分の努力ではどうしようもないものがたくさんあります。
「他の人が、あなたをどう評価するか」ということに関しては、上司の評価、同僚の評価、部下の評価、取引先の評価など、いろいろな人による評価があります。
「自分に対する評価を良くしよう」と努力して、変えられる場合も確かにありますが、とうてい変えることができないものもあります。
人間には好き嫌いがあるため、例えば、お得意先へ担当者として行ったときに、先方の人に嫌われることもあります。
「努力して評価を変えよう」とトライすることも必要でしょうが、どうしても相手の気持ちを変えることができないことはあるのです。
「この人にとって,私は嫌いなタイプなのだな」と分かったときには、あきらめるしかありません。
「今は運が悪いのだ。この人とは相性が悪いけれども、いずれまた、相性の良い人と会うこともあるだろうし、そのうち、転勤や配置替えもあるだろう」
「私の評判が悪いのなら、私の悪口をどんどん上司に言ってくれたらよい。そうしたら、担当を替えてくれるのだろう」というような考え方もあるわけです。
いちばん苦しむのは、人間関係における板挟みや、人の評価を巡る問題だろうと思いますが、実際には、自分ではどうしようもないものがほとんどなのです。
自分でできることは「考え方を変える」ということだけです。
「自分がどう考えるか。どのような対応をするか。どういう心の組み立てをするか」ということに尽きているのです。
他人が自分に対して下す評価は、自分の望むように変えさせることはできません。
ただ、「自分が、自分自身のことをどう思うか。自分が、どのような態度を取るか」ということは、自分で選べることなので、そこに力点を置いていただきたいのです。
他の人が、あなたを馬鹿にしたり、侮辱したり、からかったり、軽蔑したりしても、「お好きなように」と思うことです。それは相手の自由です。
その人は、仏の子、神の子としての自由性を、悪い方向に使っているのかもしれません。
あるいは、その人は、今、あなたを苦しめているように見えるけれども、実は、あなたのことを鍛えるために怒ったりしてくれているのかもしれません。
実際に、その両方の場合がありえます。本当にあなたのことが嫌いで怒っている場合と、あなたを導こうと思っている場合と、その両方があるのです。
人の評価は一つの結果なので、自分が努力して変えられるものを変えていくことです。
考え方を変え、人に対する態度を変えることです。まず、「自分のほうを替えていこう」と努力するのが、いちばん良いのです。
■自分をほめれば、水面下に沈んだ心も浮上する
ウツのときには、いったん、“浮上“することが必要です。
水面下に沈んだまま、海底でウンウン言っているような状態では、とても苦しいので、何とか浮上して水面から首を出し、一息つく必要があります。
私の著書『希望の法』にも書いてありますが、人がほめてくれないなら、最後は自分でほめるしかないのです。
人から嫌われていたとしても、何から何まで悪い人間というものは世の中にはいないので、どんな人間でも、ほめようと思ってほめられないことはありません。
人がほめてくれないなら、自分でほめれば済むことです。
そこで、自分にほめるところが何かないかを考えてみるのです。一つや二つは何かあるものです。
主婦であれば、ご主人に、「私にも何か良いところはあるでしょう? 何もなければ私と結婚しなかったでしょう? 私のよいところを一つでも二つでも言ってください」と頼んでみたらよいのです。
「明るい人生」を生き続ける秘訣とは
■今の悩みが、やがては、後輩を導くための智慧になる
世の中においては、恥をかくようなことはたくさんあります。
ただ、それでいちいち傷ついていたら、何度自殺してもきりがないでしょう。ある意味で、人生は恥のかきどおしであり、恥の上塗りばかりなのです。
しかし、やがて40歳を過ぎるとかつての自分と同じようなことをする人間を見るようになります。
20代や30代前半ぐらいの人で愚かに見える人が次から次へと出てくるわけです。
若い人たちを指導できるようになると、何か自分が成長したような気持ちになります。これが人生の楽しみの一つなのです。
30代でウツになっている人に対して、すでにそれを乗り越えた40代や50代の人は、生き方を指導することができます。
これは楽しいことであり、だからこそ人生はやめられないのです。
したがって、ウツぐらいで参ってはいけません。
いろいろな新しい環境や立場において、失敗は経験するでしょうし、恥もかくでしょう。「穴があったら入りたい」という気持ちになることは、100回や200回はあっても普通です。
「1回もなかった」という人は少しおかしいのです。
そういう人は、自分を理想化して完璧な人間のように思っているのでしょうが、ほかの人の気持ちがまったく分からない人である可能性が高いのです。
その意味で、「穴があったら入りたい」と思っている人は、ほかの人の視線や言葉などをよく感じ取っている、意外に素晴らしい人なのかもしれません。
■悪いことは忘れ、良いことは長く記憶しよう
したがって、どうか考え方を変えてください。
「自分は今、経験を積んでいるのだ。やがて、今の自分と同じような人たちを指導できるときが来るのだ」ということです。
時間を耐え、粘り抜いたら、やがて、そういう人間になれるのです。あきらめてはいけません。
恥をかいたとしても、すぐに忘れることです。「忘れる」ということは、ありがたいことです。
人間は、次々に新しい経験をして、古いことを忘れていきます。そういう意味で、忘却ほど素晴らしいことはありません。
悪いことは、すぐ忘れましょう。できるだけ早く忘れる人は優秀な人です。悪いことを長く覚えている人は愚かな人です。
そして、たまにあった良いこと、ほめられたことなどは、長く記憶するようにしましょう。それが優秀な人です。
ほめられたら長く記憶し、怒られたら早く忘れましょう。これが、人生を明るく生き、長生きするための秘訣なのです。
Happy Science『超・絶対健康法』 より
仏法真理は「真実を知ること」であなたを「幸福へ、健康へ、成功へ」導いてくれるのです。---With Savior(救世主と共に)---
『真実の世界、人生、幸福、健康に生きる方法』を知りたい方は、Happy Scienceの経典をご参照ください。今日のブログは、Happy Scienceの 『超・絶対健康法』 よりお伝えしています。