昨日、ジャガイモに含まれるグリコアルカロイドが抗がん剤として開発される

という記事を紹介しましたが

一方で、グリコアルカロイドは中毒を起こすということで

理化学研究所で毒のないジャガイモの研究がされているようです。

 

グリコアルカロイドは大量に食べたら毒だけど、少量なら薬。

青いところがあるけれどなるべく切り取ったジャガイモを食べることで

少量のグリコアルカロイドが体内に入り、薬になっているのかも知れません。

天然のステロイド系だから、炎症を抑えてくれるのかも知れません。

 

それが全くなくなったら、ジャガイモは毒にも薬にもならない

ただの炭水化物のかたまりになってしまいそうです。

かえって毒になるのかも。

天然に備わっているものを、人間の手でなくしてしまっていいものでしょうか?

疑問に思います。

 

科学が発達してよかった面もあるけれど

過剰な加工は人間にとって良くない気がします。

品種改良で、甘味が強すぎる果物や野菜が出回り、

食べ過ぎると糖尿病などの病気が増えるようです。

過剰な糖分が入った飲料水、お菓子。

最近は無味無臭のお水が飲めない子供が増えているとか。

暑いときには冷えたお水が一番おいしいのにね。

 

私は最近、湧き水を沸かさずに飲料水として使っていますが、

湧き水にノロウイルス、という報道もあって、

湧き水も気がかりなことになりました。

水道水の民営化に伴い、無料の湧き水の使用制限キャンペーン

ということも考えられないことではありませんが。

 

水無瀬神宮の湧き水(環境省湧き水百選に選定)