7月23日㈫

 

つづき

15時30分

医療法人聖仁会松本医院(漢方医)を受診。

耳の爛れを治すのに「西洋医学の耳鼻咽喉科へ行ってステロイド軟膏を貰って塗った」というと、またかなり叱られた。

応急処置で2,3日塗るくらいならいいか、と思っていたけれど

「そういう考えでいる限り治るものも治らない、

ステロイドはその時治ってもまた酷くなるよ。そういうことをするなら

そっちで治してもらいなさい、うちには来なくていい」と言われました。

「うちに来なくていい」はほぼ毎回言われます。

私は先生の期待通りにやらないことがよくあるからだと思います。

でも、先生自身も「私の治療法は万能ではない」と書いておられるのです。

私はとうとう言い返してしまいました。

「先生、うちに来るなというのはもう言わないでもらえませんか。ここではだめだと思ったら言われなくても自分から来なくなりますから」

 

選ぶ権利は、医者、患者、どちらにあるのでしょうね。

 

先生は意外と素直に「では、もう言わないことにします」と言ってくれました。

 

私は自分で煎じて飲む漢方薬の効果を実感しているし

自己免疫力で治すという先生の考えにも共感しているから

通院を止める気はありません。

先生も、ほんとにもう来るな、とは思っておられないとは思います。

ステロイドはだめだ、弱気になってはだめだ、自己免疫力で治すのだ

という思いがとても強いので

私のようなへなちょこな考えはイライラするのでしょうね。

 

思いが強くなければ治るものも治らない、とは思います。

もっと心底から治ると思い込み、自分の信じる療法を徹底しなければ

やまいは消えないのかも。

でも、情報が溢れかえり、何を信じるべきかわからない。

いいかな、と思ったものを試してみて、感触が良ければ続けてみる。

意味がないと思ったら、やめる。

自分の気持ちや感性を信じていくしかないのだと思う。

それが後悔しないやまいとの向き合い方なのかな。

 

 

庭に咲いているカサブランカ

今年もきれいに咲いて、私を励ましてくれているみたい。