6月7日㈮

治療方針の話し合いの後、娘と夫は家に帰り、私は病室で夕食を食べました。

夕食は美味しく食べられ、完食できました。

脊椎穿刺もメトトレキサート注入も無事終わり

食欲もあるし、気分も悪くなかった。

 

18時半ごろ、結構ご機嫌で、食事後に歯を磨こうと洗面台に立った途端

目の前が暗くなり、ベッドに倒れこんでしまいました。

心臓がおかしくなっているようでした。

自分で脈を計ると、不規則に打っていたり、ほとんど打っていない感じでした。

何度も気が遠くなるので、ここで気絶したら死んでしまうと思い

必死で気を確かに持ち、ナースコールをしました。

看護師さんが来るまで、とても長く感じられました。

看護師さんは計測器を持ってきたり、点滴の用意をしたり、

何度も部屋を出入りするので、気が遠くなると何度もナースコールをしました。

助けてー!心臓が止まって死んじゃうよー!と叫びたいけど声も出ない。

 

ようやく計測器と点滴が取り付けられて、脈拍数をみると200を超えていました。

血圧は測定不能なほど低くなっていて、

ようやく測定出来たら最高血圧は75ぐらいでした。

高血圧で高脈拍だと血管が損傷してしまうかもしれないし、血栓ができるかも。

 

宿直の循環器の医師が心房細動の薬を点滴してくれると

脈拍は200からだんだん下がって、110ぐらいまで下がり

血圧も90ぐらいまで上がりましたが

2時間ほどして薬が切れると、また160台まで上がりました。

それで、「何度も点滴をするのもよくないので、貼り薬を試してみましょう」

と言われ、ビソノテープというのを、胸に貼ってもらいました。

それから、脈拍が高くて眠れないと体によくないので「眠れる薬」も飲むことになりました。後で調べたら、睡眠薬ではなく向精神薬というものでした。

その夜は、よく眠れなかった。

入院2日目にして、薬漬けになってしまったのでした。