昨日、検査結果を聞きに行きました。

二週間前にエコーで画像を見ながら、首から後頭部に向けて針を通して組織を採って、それを生検したけれど、悪性の癌などはなかったそうです。

耳鼻咽喉科の先生は、院内の脳神経外科の先生を紹介してくれました。トロサ・ハント症候群かどうかは耳鼻咽喉科では判断できないらしいです。かといって脳神経外科で判断できるのかというと、案の定、「ガドリニウム造影剤MRIで見ただけでは、小さい病変なので判断できない。耳鼻咽喉科で首や耳の後ろを生検してもらいなさい」と言われ、耳鼻咽喉科に逆戻り。そうなると思った。

目の奥の海綿静脈洞というところに固まりがあるらしいけれど、それが血腫であるか膿瘍であるかで治療法が変わります。それがどの医者も判断が付きかねるというところでしょう。

血腫であるとわかりトロサ・ハント症候群が確定されれば、ステロイド治療になりますが、実は膿瘍であれば症状が悪化します。ステロイドは炎症を鎮めるけれど、感染症を悪化させます。

私は炎症反応はマイナスです。

耳がボコボコいうのは乳様突起炎とか中耳炎を疑われているのでそれが悪化するのが怖いです。

 

目の奥の病変を取り出せばはっきりわかるだろうけれど、大手術になるのでそれは最後の手段になります。

今のところ頭痛や目の奥の痛みは痛み止めを飲むほどでもなく耐えられるので、様子見になっているようです。

耳鼻咽喉科に舞い戻って再診察。

結果、注射による生検をもう一度やりました。2週間前は首で今回は耳の後ろの乳様突起部分です。こっちのほうが本命な気がします。今回は検査技師ではなく担当の先生が直接採りました。

一回につき2度針を刺すので合計4回首に針を刺されました。

私は必殺仕事人に針を刺される悪者ではないのに、なんでこんなに痛い目に合うのかな、ひょっとして自分でも気づかないうちに悪いことをしているのかもしれない、それで成敗されているのかと、日頃の行いを反省しました。

それにしても、大学病院の通院はクレイジー!

10時    耳鼻咽喉科受付  

11時    診察

11時15分 脳神経外科受付

13時15分 脳神経外科診察

13時30分 耳鼻咽喉科受付

14時    診察、検査

14時30分 会計

待ち時間3時間、診察時間30分でした。その間昼食もとれず、じっと座って待っているだけで疲れてソファに横たわって目を瞑っていました。視界が無茶苦茶なので目を開けているだけで疲れます。

やっと昼食らしきものを食べられたのは15時を過ぎていました。

それからわんにゃんのえさや人間の食糧を買って家に帰ったのが18時。

通院は仕事より疲れる。でも、やっぱり入院するよりはまし。