昨日突如思いついたプチ断食企画。

別にダイエットをしたいとか、お金がないとか、
そういうわけではなく、

単純に、見えなかったものを見てみたい

というワクワク感に突き動かされてのこと。

とは言っても結構ネットを調べてみると断食をすることで
得られる、メリットなども多いみたい。

・余計な欲望が無くなる
・肌ツヤが良くなる
・目が良くなる

などなど。。



僕の中でのこの断食企画においてのテーマとしては、

「飢餓の恐怖を克服する」

ということ。



どういうことかというと、ここまで高度に経済が発展した日本では
本来「餓死」するという可能性は極めて低い。




最悪、上野公園の炊き出しに行けばご飯をいただけるらしい。



青空の下で食べる暖かい豚汁とご飯、美味しいだろうなぁ



その他実家に帰るとか、友人にご飯を恵んでもらうとか、
コンビニで働くとかでもいい。



本来「餓死」の危険は無いものの、どういうわけか
現代人にはお金に対する不安が尽きないのではないか
と思う。




「年収◯百万以上は必要」とか
「フリーターはダメ」とか
「ちゃんとした会社の正社員じゃないとダメ」とか




これら全部「お金」に価値を重く置くことで、
すごく「幸せ」に対するハードルも高くなっていると思う。




で、その根本にあるのは、

「飢え死にしたくない」

って気持ちだと思う。




勿論、電気ガス水道、健康保険とちゃんと払えていて、
ちゃんと暖を取れる家があるというのは安心できると
思う。




ただ、その根本にあるのは
「野垂れ死にしたくない」

という飢えへの恐怖。



それが結構拡大解釈され、

「正社員にならねば」
「月収〇〇万は稼がなきゃ」
「マイホームはいつ買おう」

みたいな余計な価値観に膨れ上がってしまい、



いつまで経っても自分が何をやりたいのか
わからない、



そんな人が結構いたりする。



そして彼らはそんな自分の欲望を胸に秘め、
押し殺し、無かったことにしている。




思うんだけど、これってすごく勿体無いこと
だと思うんだがどうなのだろう?




飢えの恐怖は克服されているはずなのに、
それでも「飢え」が怖くて、いろいろな価値観に
縛られている状態。




それは好きなものなんか見つからないだろうし、
日々その価値観を守るために生活するのに
精一杯になると思う。




勿論、奥さんや子供さんがいるという状態だと
あまりぶっ飛んだことは出来ないというのは
あると思うけど。



「あ、意外に食わなくても死ないんだ」



って気づけるだけで、意外にお金に対する余計な恐怖、
ストレスって減っていくと思うんだ。



そうなるとなにもフルタイムでお金のためだけに働く必要も
無くなるだろうし、もっと家族といる時間を大切にしたい
なんて思うかもしれない。



てかそっちの方が、生産的な社会を驚かすようなアイデアが
出るのではないかとさえ思ってしまう。



みんなが持っているある種の飢えやお金に対する「リミッター」を
外すことにもつながるんじゃないかとさえ思う。




まぁでも務め人の方がこれを実行するのは結構大変だと思うので、
とりあえず3日間のプチ断食から僕が実践し、


そこから1週間、2週間、1ヶ月・・・という感じでステップアップし、


今年は
40日間の断食
にトライしてみたいと思っている。


ってこれ書いててちょっとドキドキするけれど。



ただ、今回はプチ断食なので、単独で実行してみるけれど、



これが期間を伸ばしていくってことにするとなると
専門家や経験者のサポートも必要になってくる。



でもこうやって自分の体で

「意外に食べないでも生きていけるよ」

ってことを実証した上で、ひとりでも多くの人から

飢餓への恐怖=お金へのブロック

を外してあげたいと思っている。


この文章を書きながら部屋のどこかにある柿ピーの匂いが
異常にする(五感が研ぎ澄まされていく)


最初の3日間がキツイって言うのは聞いたことがあるので、
このプチ断食を完了するだけでもだいぶ色々な発見が
あるのではと思う。


とりあえず、

コメ食いて~~~~~


と、一叫びしてみたところで、今日のログ(記録)を。

まず断食から12時間が過ぎた朝7時頃起床。

とりあえず最初に思ったのが、

むちゃくちゃ目覚めがいい!!!

普段、私は少し低血圧気味で布団から出るのに
5回ほど二度寝をしてしまうのだが、


今回は一発目で起きれて、しかもなんか寝起きの時によくある
鬱蒼とした気分っていうのがなかったんだよね。



これも断食効果?と思い、今日の仕事場へ。



僕は普段朝は力仕事のバイトをしていて、昼からは
本業でデスクワークをしている。



断食しながらの肉体労働はどんなものかと思ったが、
いつもよりは力が入らない


まぁもちろん何も食べてないから力が入らないというのは
あるかも知れないのですが、



別に仕事に支障があるほどではなく、いつもより省エネで
進めることが出来たり。。



なんかいつも無駄に筋肉使ってたのかな~


って思いましたね。



無駄な筋肉を使わなくなり、無駄な労力を使わなくなったので、
逆に疲れがたまらずに仕事を進めることが出来ましたw



あと気づいたのが、街中の食欲に訴求した誘惑の多さ。



自販機、コンビニ、定食屋。。



それらにむさぼりつくように並ぶ人たちを見て、
そら恐ろしくなりましたね。



多分無意識だったら自動的にお腹が空いて、


それで

「今日何食べよっかな~」

みたいに考えての行動なんでしょうけど。



意外に一日くらい平気であることを知った僕からすると、
かつての自分は何をそんなに一生懸命ご飯を食べようとしていたのか
ちょっと疑問に思いました。



で、それで食べれるものって結構人体にとって
悪影響のあるものばっかりって話も聞くし。



これはもう狂気の沙汰ではないw




まぁまだ一日目なんで明日になるとどんな自分に巡り合えるのか
今からワクワクだけども、こんなに未知の感覚を一日目から
味わえるなんて思わなかった。


これは周りの人にもぜひ断食を薦めたい