「長男さん(ドナー)の肝臓を39%残して、次男(レシピエント)さんに移植します」
これは、移植外科の先生から生体肝移植についての説明を受けた時に言われた事です。
「えっ39%?」
(残すの少なっ!と思ってちょっとビックリしました)
「ドナーの肝臓は30%以上残さなくてはいけないという決まりがあります。
つまり30%残っていれば大丈夫ということです。
なので、39%というのは充分な数字ですよ。
そしてもらう側の次男さんにとっても充分な数字です」
そうなんだぁ。
長男にとっても次男にとっても充分な数字。
それを聞いて少し安心しましたε-(´∀`;)ホッ
39%
あっ!サンキュー、なんかいい数字かも
レシピエントに必要な肝臓の大きさは体重とか色々と調べた上で決められるそうです。
(移植を行う病院によって基準があります)
肝臓移植には、「生体肝移植」の他に「脳死移植」がありますが、
「脳死移植」の場合は順番待ちを申請し登録しても、なかなか順番は回ってこない。
いつ手術になるか分からないし、もし連絡がきたら緊急手術になる。
そして、順番待ちの間はいつでも手術を受けられる準備をしつつ過ごすことになる。
なので、ドナーになってくれる家族がいる場合は「生体肝移植」をおすすめ。
「脳死移植」の場合は、100%の肝臓をもらえるので、移植手術後のレシピエントの回復は早い。
ただ、順番待ちは待ってる間に体調が悪化してしまった場合なかなか厳しいことなる。
なるべく肝臓の数値が良いうちに手術したいので、その点からも予定が立つ生体肝移植がいいです。
そんな感じの事を言われました。
これはもうそれぞれの患者と家族の事情があってドナーになれない場合もあるし、ドナーになりたくても検査でNGが出る場合もあるし。
難しい問題ですよね
PSCは再発率も高いようですし。
将来は、移植しなくてもお薬で治るようになるといいんですけどね。
次男の次回通院は、先月の胆管チューブ抜管での入退院から3週間後の12月中旬。
長男は来年の2月。
2月は生体肝移植手術から半年後になります。
2人とも問題なく過ごせますように。
そういえば次男の「更生医療受給者証」、申請してからもうすぐ2ヶ月経ちますけどまだ届きません。
いつになったら届くのでしょう?
今年はあっという間に、もう12月?って感じです
私の住んでる地域では、インフルエンザ注意報が発令されましたって放送がありました。
みなさま、色々お気をつけてお過ごしください