自分には何ができるのだろう・・・

大震災が起こってから、考えたり、

実際に行動されていらっしゃる方は

たくさんいらっしゃることでしょう。


かく言う、ワタクシもその一人です。

できる限りの義援金寄付をあちらこちらでさせていただいております。


さて、昨日、愛媛新聞の「地軸」欄を読んでいて

共感疲労という言葉を知りました。


他者の苦しみに接して動揺し、

感情移入し過ぎて精神的ダメージを受ける(愛媛新聞 「地軸」より)

という、心理状態なのだそうです。


カウンセラー関連のメルマガにも関連した記事が

いくつか掲載されていました。


テレビから大量に流される、震災関連の映像や情報に

目を奪われ、心を奪われ、

何気ない日常を送ることに罪悪感を感じたり、

気持ちが落ち着かなくなったり、食欲が落ちたり、

といった症状の方が、出始めているそうです。


愛媛新聞の「地軸」欄によると、

精神科医の香山リカさんも

被災された方々へ、心を寄せることも大切だけど

まず、落ち着いて自分の日常の維持を」と

呼びかけられていらっしゃるそうです。


ウチには、感受性豊かな子どもたちがいるので

できるだけテレビを見ないようにしています。

それでも、やはり、私も日常を営むことに

なんとなく罪悪感のようなものを感じていました。


頑張っている人たちがいるのに、

のんきに日常を送ってよいものか・・・

しかし、のんきに見えても、頑張っていることには違いないのです。


未曾有の大惨事に、どのように対応したらいいのか

よくわからないままですが、

日常を懸命に生きていく、ということも大事なのだと感じました。


みなさんは、どのように思われますかはてなマーク