私は現在、ホーチミンのサービスアパートに住んでいるのですが
(カバー写真は今の家とは違う別の内見したサービスアパート)
週に3回のお掃除付き、日曜日以外ゴミ捨ては毎日してくれるので
ほぼ毎日ルームキーピングの人たちと「こんにちは(シンチャオ)」する。
ほぼ毎日というのは、私が毎日部屋から一歩も出ずに
自宅警備員をしていることにより、彼女たちに遭遇するのは99%。
「ルームキーピングでストレスを感じる駐妻いない?!??」と
声を大にして訪ねて回りたくなるくらい、
ルームキーピングが苦手…。なぜかというと
- いつ来るかわからない→着替えてないと…うたた寝もできん…
- 掃除中どこに居れば?!→毎回出ていくのも気まずいし、いるのも気まずい
- みんな働いている→ベトナムでただ食って寝て申し訳ありません
という心情になってくるからで…。そもそも、私自身
お嬢様育ちでもなんでもないので、トイレが二つもある
無駄に広~い部屋で、掃除をしてもらうなんて経験がない。
毎度、ハムスターのようにルームキーピングの人たちが来る気配に怯え、
掃除のたびにそそくさと気まずさを抱えて隅っこに縮こまる有様でした。
けれど、真面目に働いている彼女たちのことをとても尊敬するし、
人として最低限のマナー(会釈とか挨拶)は頑張って欠かさずにして
国際女性の日やクリスマスにはチョコとかリップのプチギフトを
渡すように心掛けていました。(←自己満足)
ちなみに、テトはお年玉を渡す習慣があるらしいのですが
渡しませんでした。私と夫の中ではお金を渡すのは価値観に合わないよね
という見解です…。(文化の違いなので難しい~)
そんな中、最近いつものルームキーピングの女の子が話しかけてくれるようになり
簡単な英語とGoogle翻訳を使いながら話すようになりました。
彼女たちも気まずさを抱えていたよう…。(ごめんね)
ベトナムの方々からすると「みんな家族だから気にしないでください!」
という感じだそうで、日本のようにルームキーピング中に部屋を出たり
会話なく、他人行儀な関係なままの方が違和感なようです。(?)
それからというもの、彼女たちの方から積極的に話しかけてくれたり
時間のある時にお茶をごちそうしたりと、コミュニケーションが
増えるごとに気まずさが少し減って、ルームキーピングへの
ストレスがマシになったように思います。
簡単なベトナム語やおすすめのお店などを教えてくれたり
日本のことを伝えたりと異文化コミュニケーションをしています。
「話しかけてくれるだけでこんなにも気まずさが解消される」
ということにとても発見を感じ
私は、自分が傷つきたくなくて話しかけるのが億劫なタイプなくせに
気まずい人間関係にストレスを抱えて殻に閉じこもってしまっていたことを
反省しました…。
まだ、部屋に他人が入ってくるのが苦手ですが、人付き合いについて
彼女たちから学んでいるところです。
「more コミュニケーション!」がコツらしい。(笑)
お話をするならお茶でも!と思い、毎回「お茶はいるか?」と
誘いまくっていたら、それはちょっと違うらしく気を付けないと
お茶にさそう鬱陶しいおばさんになりかけています。
人との距離感とても難しいです。ベトナムの人たちのように
いい意味で気にせず、いい所で気にかけて
ゆる~く生きられたらいいなあと思う日々です。