<意外が魅力>
そんなモテモテだった私は結婚などにまったく興味がなかった。
周囲に良い男がたくさんいて、もっと良い男を求めて楽しい日々を送っているのだから、一人の男に絞って家事や親戚で悩むなんてバカバカしくて話にならなかった。
しかし男も女友達もだんだん結婚して目の前から去っていった。
私自身いくら頑張っても寄る年なみには勝てなかった。
そして30歳という年齢の重みを味わうことになった。
自分の高飛車ぶりに気がつき始め、結婚相手として男を見るようになった。
すると今まで付き合ってきた男の中身の軽いことに気がついた。
男は金や性だけじゃないのだとようやくわかってきた。
寂しさやむなしさも感じるようになった。
すると今まで付き合ってきた男の中身の軽いことに気がついた。
男は金や性だけじゃないのだとようやくわかってきた。
寂しさやむなしさも感じるようになった。
そんな時に偶然目の前に現れたのがひろしだった。
今までに出会ったことのないタイプの男だった。
昔なら絶対に相手にしない、眼中に入らないタイプだったのだ。
今までに出会ったことのないタイプの男だった。
昔なら絶対に相手にしない、眼中に入らないタイプだったのだ。
年を取っているし地味で顔が平凡で禿げている。
それなのに、輝かしい過去を持つ私がよりによってひろしのような男にときめいてしまうのはなぜなのだろうか?
それはきっと新鮮で意外だからかもしれない。
美人でスタイルの良い私に、普通の男なら必ずすり寄って来るものだが、ひろしは冷静でいやらしさがまったく感じられない。それなのに初めてキスをしたらいきなりディープ。でも体をさわってはこない。
そんなはずはないという疑問と驚きが次々と私の心の中に押し寄せてくる。
そんなはずはないという疑問と驚きが次々と私の心の中に押し寄せてくる。
そして心を揺り動かす包容力と男らしさが私のツボにはまったからかもしれない。
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