職場でこの春退職の大先輩人がいる。残り1カ月なのに今までにない改築工事の準備業務に追われ、休日返上でこなしている。その方は職場で一人の職種ゆえ、ただでさえ忙しいのに、いつも周りの人のために仕事をし、どんなに忙しくても人にやさしい。
そんな折、自分の周囲ではインフルエンザやけがなど、一年間で一番忙しいこの時期に相次ぐ欠勤。
しかも長期にわたることが予測される。
自分の仕事でさえままならないのに、補充に回らざるを得ない。
カリカリ・・・カリカリ・・・ 人に当たらないまでも、口調は自然と早口になり、内心ジワリジワリと焦っている自分を感じる。
イライラや焦りは未熟さの証と・・・自分の力の無さを実感する。
「辛い時ほど笑顔で過ごせるのが一流の女」
タイムリーにテレビでやっていた。
まさに、その通り。
今の自分は「辛い時に歯を食いしばって耐えしのぶ」・・・テレビいわく二流の女らしい。
目指すは一流の女。まさに職場の先輩である。
いつかはそんな自分に慣れることを目標に・・・ひたすら歯を食いしばる自分がいる。