年のはじめに食べて、植物の芽や根にこもる生命力を心身に取り入れ
るものです。
芹(せり)薺(なずな)五形(ごぎょう)はこべら仏の座菘(すずな)すずしろ
これぞ七草 〔年中故事要言〕から。
せりは田芹、なずなはぺんぺん草、ごぎょうは母子草、はこべらは小鳥の
餌にするはこべ、ほとけのざはたびらこ、すずなはかぶら、すずしろは
大根の別称となっています。
七草の
粥淡あわと
よみがえる
…………………………………………………
きのうは二十四節気の【小寒(しょうかん)】でした。
「小寒」とは、寒さが極まる少し前という意味です。
いよいよ冬本番になりました。
いわゆる「寒の入り」です。「小寒」を境に「大寒」と一年でいちばん
寒い時期になります。これを「寒の内」と呼び、節分(2月3日)までの
ひと月ほど続きます。その翌日が「寒明け」で、「立春」となります。
冬の六つある節気を三分割して、初冬〔立冬(11月8日).小雪(11月22日)〕
/ 仲冬〔大雪(12月7日).冬至(12月22日)〕/ 晩冬〔【小寒】(1月6日).
大寒(1月20日)〕とします。
Shoukan 小寒 「Growing Cold」
Start of cold season.
〔grow;しだいになる〕January 6-19
小寒や
めだかも底に
沈みおり
飼っているめだかです。熊の出没のニュースもちかごろ聞かれません。
みんな冬眠しているのでしょう。
#エッセー #物語 #二十四節気 #小寒 #七草粥 #俳句 #短歌
#地球暦 #ローカル七十二候マラソン
ありがとうございました。
真の愛の語り部 川元一郎