子供の頃から遠足で行っていた御岳山へ。お参り。
地元にある、大好きな山である。
ちなみに写真は一切無いレポートとなりますので想像力を働かせながらお読み下さい。
御岳山は気軽に行けるのが良いのです。
高尾山ほどメジャーじゃないから人が少ないし。穴場。
でも、
最近はそこそこ有名にもなってきたのか、電車の中はすでに外国人の方もチラホラ。
インバウンドを感じた。
私はゆるい普段着に島ぞうり。
さぞかし山を舐めた格好だが、
みたけ神社までしか行かないからこれで十分。
なるべく交通費を節約したかったから、駅から徒歩で向かう。
暑くて、すぐに汗ばんできた。
川では、カヤックみたいのをやってる団体さんも。
自然がビジネスに利用されてるみたいで複雑な気持ちになるけど、そんなん言ってたらキリがない。とりあえずスルーして川沿いの自然を堪能する。
川を渡り、御岳山への鳥居をくぐるとひたすら山へ向かって上り坂が続く。結構な急斜面。
正直、金がいくらでもあるなら駅からバスで行く。
でも、
こうやって自力で汗水流しながら向かうのが何よりのご利益なんだと思い直す。
ケーブルカー駅にやっとこさ着くも、早々にスルーして自力での登山道へ。
この道がまた、ありえないほどの急斜面が続く。傾斜、30度は超えてる?
でも、道の両脇に立派な杉の大木がそびえていて、景色は荘厳でオススメ。
前に登った時は1時間ちょっとで登れたから、まぁ大丈夫なはず。。
と、思っていたけど、
前に登った時は冬。
冬場の身体が暖まっていく登山と、
歩くだけで汗だくになる夏場は疲労度が違う。。
今回は、永遠にこのまま登山道にいるんじゃないかと思うくらい、長く感じた。
でも、12時前に登り始めて、自分と同じように徒歩で登る人はゼロ。
下って降りて来た人が5〜6人。
ほぼ貸切状態の登山道で、
それはそれで良かった。
御岳山は、
神社までならずっとアスファルト道を歩いて行ける。
転げ落ちそうな急な坂がとにかくキツいくらい。
神社手前は階段が続くので楽になる。
無事に登頂し、参拝。
景色は良い。
晴れた日や、目が良い人なら都会のビルも見えるだろう。
今回は雨が降りそうな天候だったので想像力で補完。
とゆーか、
神社に着く頃には予報よりも早く雨が降り始めていた。
本来なら雨予報の時に登山はしないが、
今回は日程が限られているので強引に来た。
雨が降るのは知っていたから仕方ない。
ベンチも濡れてしまっていたため、休憩もそこそこに下る。
帰りも当然、ケーブルカーは使わない、おケチ精神で行く。
が、これがまた予想以上の下り坂で、足への負担がヤバかった。
私は高校生の時に足を痛めているので、それからはあまり酷使すると膝が痛むのだ。
最近は調子良かったのでまぁ大丈夫だろうと思っていたが、
やはり下り坂の連続は想像以上の負担が足にきて、ケーブルカーに乗らなかったことをちょっと後悔した。
足の弱い人は無理せず、下りはケーブルカーなど文明の利器を頼ったほうが賢明。
足が痛むからか、
下りも思った以上に長く感じて、そうこうしてるうちに雨も本降りになって
汗で濡れてんだか雨で濡れてんだか分からない状態に(*´ω`*)
登山道はまだ木々の葉っぱがあるからそこまで濡れなかったけど。
流石に、バス乗り場に行く頃には上半身の服がほぼ全部濡れた(笑)
晴れてたらバスにも乗らず駅まで徒歩で行くつもりだったけど、
流石に帰りはバスに乗りました。20分待ったけどw
こうも雨が降ってはバス代ケチってる場合じゃないよ。
という訳で、
久々の御岳山は、初めての雨登山に。
私みたいに軽装でやってきた外人さんもびしょ濡れになっていました。
日本人の方はちゃんと合羽持って来てて、ほとんど濡れてないカンジ。
この辺り、国民性が出るというか、、
日本人ってやっぱ真面目で、
日本人だけど私はけっこう外国人的感覚なのかなー?と思いました。
まぁ、山道は歩かない前提で行ってるのもありますが。
御岳山、お金があればケーブルカーでひょいっと行けちゃうのでオススメです。
ただ、
交通費はそれなりにかかるかな。。?
車で行っても駐車代かかるし、ケーブルカーの駅から上には一般車では行けません。
ケーブルカーは片道600円。往復1200円。
御岳山ーケーブルカー駅までのバスが片道340円。(これがけっこう高いです…!)
そこにプラス、御岳駅までの電車代。
電車もバスもケーブルカーもそんなに本数出てないから、
お金に加えて待ち時間も地味にかかります。
ただ、歩いて行ってもそれなりに時間はかかるので、
どれを選択するかは自分の体力とやる気、お財布事情との相談次第です。
私のオススメは、
①御岳駅から川沿いのハイキング道は歩いて、
②川を渡って登山道口の鳥居の所からはバスでケーブルカー駅へ。
③ケーブルカー駅からは歩いて杉の大木がそびえる道を登っていく。
④帰路は歩いて下らず、ケーブルカー+バスで帰る、というルートです。
これなら、
適度に交通費を節約しつつ自然も堪能できるし、無理に足を酷使することもありません。
体力もそこまで使わないから、ぐったり疲れてしまうこともそんなにないと思います。
乗り物を使うと待ち時間が発生するので私はそれが苦手なのですが、
下りルートだけは、使う価値あると思います。
なんたってケーブルカーを使えば1時間以上かかって歩いた道が5分くらいで着きますからね。
文明の利器は素晴らしいですよ。
適度に使おう。
登山する人は基本的にみんなマナーがちゃんとしてるから不快なことはそんなになかったですが、
外人さんの、初見の山のはずなのに軽装備…!なのがちょっと気になったのと、濡れた服でがっつり電車の椅子に座って背もたれに寄りかかっていたのが気になりました。。
濡れた服でそんなんしたら、椅子が濡れてしまいますよね??
外国では、みんな気にしないで濡らしているのでしょうか、、???
個人的にオーノー!と思いましたが、
英語ができないので注意することもできず。。。
この点についてはちょっとモヤモヤしてしまいました。
島でも思うことですが、
マナーを教える、理解してもらうって、難しいですね。あんまりうるさく注意書きを掲示するのもどうかと思うし。。
この問題って、グローバル化に於ける大きな課題だと思います。
許容範囲が人によって違いますからね。
でも、お互いに思いやりをもって、お互いに気持ちよく過ごせるようにしたいものです。