離婚して暫くはとにかく働いて家事をして子育てもして
とにかく毎日が慌ただしく過ぎて、気付けば自宅と職場の行き来しかしておらず
私、外に出てるけど、外の世界を忘れそう
そう言えば友人からの誘いもほとんど断っていて
LINEも業務連絡ばかり
やばい このまま歳を重ねてしまう
と焦りを感じていた
そんな時、会っていなくても常に私の事を気にかけてくれている友人から久しぶりの誘い
年も明けたし久しぶりにみんなで集まろう
の声かけに、きっと1年ぶりであろう夜の外出をした
会社の付き合いでしかお酒を交わすことのなかったこの1年
何もかも新鮮だった
敬語を使わなくてもいい席
気を使わず思うがままに飲んで楽しんで
ふと目が合った斜め向かいに座っている男性
もしかして、Nさん?だよね?
10年以上、いや、高校生依頼だから
20年^^;
顔見知りではあるし同じクラスにもなったことはある けれどどちらかというと、大人しめな人だったからすぐには思い出せず、私の友人に教えられた
Tだよ!あの可愛かった!
私は教えられて思い出した
確か笑顔がくしゃっとして可愛い人だったな
言われてみればあの笑顔のままだ
会話をした事はなかったけど
お酒のせいか、彼は久しぶり〜 と
私の隣まできて学生時代の話しで暫く盛り上がった
聞くと、帰り道が同じだったので
帰りは一緒のタクシーで自宅まで送り届けてくれた
なんだか久しぶりに心が浮ついていた
と同時に、LINE交換しなかった自分に後悔をする
あーぁ
次はないだろうなぁ
もっと色々話したかったなぁ…
それから、また日常に戻った