最近の講習会では、手作りスリングで参加される方が

多いのですが、


リングが~( ̄ー ̄;


生地が~( °д°)


など、折角作ったのに・・・

と感じることがあるので

今回は、手作りスリングについて

素材選びのポイントをお伝えします。



今回はまず リング!


リング、なんといっても欠かせない素材です。


講習会でいつも あちゃ~Σ\( ̄ー ̄;) と思うのは


テールを引っ張り、手を離した矢先から

生地がリングからすべっていくことです。

折角、楽な位置で正しく抱っこをすることが出来ても

数分たつといつの間にやら赤ちゃんが下のほうに・・・

こんな経験されている方、多いのではないでしょうか?


これはリングと生地の相性が悪いことが原因だと思います。

私が今まで経験だと

金属リング+薄手の生地 

の組み合わせのものが一番相性が悪いようです。





では、リングの素材は何が良いのでしょうか?

現在手芸店などで販売されているスリング用リング

色々な素材のものが出ています。


金属リング(溶接なし ダイキャスト)

 このリングは、色々な生地との相性は良いのですが

 NHkの撮影の際、検査したところ80kgでした。

 専門家に聞くと、ダイキャストという名前は

 型押しと言う意味があるようで、強度は弱いとのことでした。


金属リング(溶接あり)

 このリングは、強度はとても強くリング破損に関しては

 安心かのある生地ですが、生地との相性が難しいリングです。

 

ナイロンリング(輸入物)

 このリングは、素材がナイロンなので突然破断することはなく

 強度が強く安心です。

 ただ、生地がリングの下へ集まりやすく

 リングとリングの間が開くため生地がすべることがあります。

 

樹脂リング(スリングタッチ)

 このリングは、リングと生地がかみすぎてテールが引っ張り

 にくいと思われる方もいらっしゃいますが、どんな生地で作っ

 ても生地がゆるまないことに重点をおいて私が開発しました。

 テールが引きにくい問題は、赤ちゃんを持ち上げながらテール

 を引っ張ることで解決できます。強度も300㎏あります。

 スリング製造のノウハウをたくさん詰め込んだリングです。


このほか、色々なリングが販売されていますが

ユーザーの皆さんがそのリングの特長を把握し、

ご自分にあったリングを選ばれると良いと思います。


次回は、生地選びについてお話します(=⌒▽⌒=)