前回の続きです。


HappyHolidayというシステムの同期機能、会話機能について話しました。


 https://happyholiday.travel


ちなみにこの同期機能、当然インターネットを使っていますので、その性質上まだ同期時間に若干のタイムラグが生じます。


他えば日本とアメリカで同期視聴した場合、約0.6秒くらいのタイムラグがあります。


でも日本国内だとほとんどそのタイムラグは感じない程度です。


日本-アメリカの06秒も実際の視聴の場合それほど違和感を感じる程度ではないと思っています。


ただ、私たちのHappyHolidayというサービスは今の技術の水準では様々な制約があるのも事実です。


例えば動画の画質も通信環境が現在の状況ですと、2kがぎりぎりで通信環境のあまりよくない
人にとってはそれ以下の画質で送らざるを得ないのが実情です。


そしてスマホをゴーグルに付けての画質でも現在のスマホの解像度ではすこし粒子が荒くなるのも事実です。


でも、これらの問題は技術の進歩と共に解消できる問題だと考えています。


特に問題なる技術革新は半導体の進歩に見られるように現在急速に進歩しています。



ちょっと話がずれましたので元に戻しますが、会話機能に続く機能についてお話ししましょう。


観光客が普通にやっている行為、それは記念撮影です。


とくに日本人は記念を大事にしていますので、この記念として土産も売れていたのです。


そしてカメラがまだ普及しない時代には絵葉書などの風景写真がよく売れていました。


そして現在はスマホでの写真です。


仲間といった時は記念撮影をグルーブでやった経験は多くの方がお持ちだと思います。


ですので続く機能は2ショット機能という、いわゆる記念撮影機能です。
   ※ この機能はリリース時には実装しておりません。
   

記念撮影したい場所で動画を停止させ。参加者のアバターを数体、当システムが用意していますので、その顔の部分を参加者の会員登録した際のサムネイルにして画像撮影ができます。


サムネイルは自由に変えることができますのでこれをご自分の顔写真にしておけば本当に記念撮影で自分がそこにいるような感じができます。


これは2次元画像と360度画像が選べて、その画像を各々ダウンロードできるといったものです。


これをSNSで報告してもいいし、ご自分の家族等に送ってみてもらうことも可能です。



続いての機能は我々はワープ機能と読んでいるものです。


これは沢山の動画の中からご自分の旅行を組み立てるもので、東京を見たら次はパリへ飛んで、帰りはタイで神社を見て帰る、ということも可能です。

この一連の動画を連続して再生できるのがワープ機能です。


これは一度に5つの動画を連続させることができますし、上限が60分までが可能です。


これから後の機能は計画中ですが、ショッピング機能とツアーコンダクター機能です。



これらはまだ計画段階ですので詳細は控えさせていただきますが、これらのほかにも様々な機能を付加し、まさにバーチャルな観光業界を作っていこうとしているのが今回のHappyHolidayです。



私たちのいる観光業界というのはとても外的リスクに弱いという側面があります。


最も顕著な例は2020年から大きなダメージをいろいろな業界に与えたコロナのようなパンデミックですが、それ以外にも天候や、景気悪化のような経済的リスク、さらに言えば選挙があるだけで観光客が減るといった様々な大小のリスクにいつも晒されているのです。


これらのリスクをなくしたい思って考えたのが今回のVRという疑似観光旅行です。


さらに言えば世界中でインバウンドが増えているとニュースでは聞きますが、実際のところ観光旅行に行けるのは先進国を始めする上位の2~30%の人々です。残りの人たちの中には一生に一度も旅行はおろか、自分の住む地以外に行ったことがない方たちだって大勢います。


このHappyHolidayはそういった方たちにも知らない地を訪れる楽しさを味わっていただきたいと切に願っております。


このサービスが今後広まったら、そういう方たちにも極低価格で楽しんでいただくことができたらと思います。


旅というのは私たち日本人にとっても一番の楽しみであるといってもいいでしょう。


この楽しさを少しでも多くの世界中の方たちに味わってもらえたらと思います。



  https://happyholiday.travel