アップルがビジョンプロというAR対応のゴーグルタイプのデバイスを発売しました。


これは現在ではアメリカだけでの発売ですが、今後はたぶん世界中での発売もすぐに開始することでしょう。


見ためはゴーグルですが、内容的にはコンピューターで、アップルはこれを空間コンピューターと称しています。


ARとは拡張現実のことで実際には視聴者は通常の自分のるで見た現実を見ていて、その中にコンプューターでのアプリのようなもので仕事をしたり遊んだりできるわけです。


まさに生活の中にコンピューターが出てくるような感覚で、映画のSFのような世界がこれで始まるわけです。


使用する場合は視線や声、指の動きなどでこれをコントロールできるので、まさに生活空間がコンピュータ化している感覚です。


アップルらしい先進的なデバイスですが、これは拡張現実の始まりに過ぎないのかもしれません。


コンピューターが始まったのも最初はデスクトップ型でその後ノートPC、さらにはモバイルPCへと変化していったようにARデバイスも進化とともに小型軽量化して使い勝手を良くする方向に移っていくことでしょう。


ゴーグルタイプがデスクトップだとするとノートPCならさしずめ眼鏡型なのだと思います。そしてモバイル型となるとさらなるテクノロジーの開発が必要になるのだと思います。


モバイル型の空間コンピューターができたときはまさしくSFの映画の世界のように空間全てがモニターのようになってコンピューターの存在自体が使用者には見えなくなるのかもしれません。


いま、世界は新テクノロジーといえばAIがリードしていますが、アップルはAI以外にも空間コンピューターという世界を作りたかったのかもしれません。


いずれにしてもこれからの10年でテクノロジーは飛躍的に発展、進化していくことでしょう。


技術が進化するということは便利になるということと、もう一つは人の手がいらなくなるということです。


現在世界的な人手不足になっていますが、技術が進化することによって逆に人余りの現象がやってくるかもしれません。


少なくとも現在の先進国では技術の進歩とともに人手がいらない仕事が増えてくるのだと思います。


それこそが技術の進歩で世界が繁栄していくことになるのかもしれません。