今年のミス日本はウクライナ生まれの椎野カロリーナさんが選ばれました。


彼女は5歳の時から日本で暮らして、現在日本国籍も取っているのでミス日本の資格は十分ありますが、そもそも民族としての日本人とは現在あまり意味のないものとして良いでしょう。


ミスコンなどは現在女権主義の方たちからあまりよく思われていないようですが、このミス日本にとってどのような基準でミスが選ばれているのでしょうか。


ミス日本のサイトによりますと、この教会では日本的な美しさとは以下の3つのびだと定義されているようです。

1.内面の美
2.外見の美
3.行動の美


私たちはミスコンと言われるとほぼ2.の外見の美だけに捕らわれてしまいますが、ミス日本という事で日本人らしい美しさで1.の内面の美を上げているのは日本人らしいと言われている思いやりとか、他人の幸せを願う心とか、日本の古き世から受け継がれている清い心が最も大切なのだという事だと私は解釈しています。


実際にミス日本の審査がどのように行われているのかは知る所ではありませんが、内面の美とか行動の美とかは面接かレポートのようなものもあるのではないかと思います。


実際のコンテスト前には能だとか浮世絵の勉強会もあり、それ以前に日本についての知識として日本史の勉強会も行っているようです。


この他にも多くの勉強会があり、ミス日本コンテストでは日本の良さを出場者に教えていくことから始めているようです。


ただ、これらの日本の良さというのは広く万民に男女問わず教えていくべきものであって、日本の良さを誰もが自覚し、それを世界中の人に自信を持って伝えることが出来ればいいのは言うまでもありません。


いま日本は世界中から魅力ある国の一つだという認識が広まっていますが、この日本の良さをもっと日本人自体が知識として持ち、それを自信を持って他国に人に伝えることが必要なのではないでしょうか。


その日本の良さを知って伝えていく人の代表がミス日本だと思っています。


そういう意味では3つの美以前に日本を愛している人が一番の基準ではないかと思うのです。


それが外国生まれでも生粋の日本人でも誰でもいいので、日本の価値を世界に広めていってくれる方がミス日本になってくれればいいなと感じています。


今回ウクライナ出身の方がミス日本になったという事でマスコミはその外国出身という事をクローズアップしていますが、それは実はどうでもいいことで、そのミス日本が日本を愛し、日本の広告塔としてふるまっていただければいいのではないでしょうか。