最近の経済ニュースで多く報道されていますが、アメリカ大統領選挙の行方がとても気になります。


共和党の予備選で勝利を手にするのはほぼトランプ氏に決まりだと思いますが、本選での勝利はどうなるのかとても気になるところです。


予想ではトランプ氏が少し優勢だとの報道が多いですが、アメリカ国民はいったいどう思っているのでしょうか。


アメリカでは今回のバイデン、トランプの戦いにもう嫌気になっている人も多く、その数は60%弱にも及ぶらしいです。


ですので本線の投票率はかなり低下するのでは、という見方が大勢です。


そうなると岩盤支持層の多いほうが有利になってきますので、その意味でもトランプ氏のほうが優勢だということです。


選挙は水物といいますので11月の結果を見ないと何とも言えませんが、体勢から考えるとトランプ氏が次期大統領になる公算が強いように思えます。



では、トランプ氏が大統領になったとしたら世界はどのように変わるのでしょうか。


トランプ氏は前の大統領の時もアメリカファーストを謳っていました。


世界警察の役割を担うことよりもアメリカの利益を中心とした政策をいくつも掲げていました。


そしてパリ協定を離脱したことからも脱炭素には懐疑的です。


ウクライナ、イスラエルといった戦争の行方にも大きく係わってくることでしょう。


日本にとって台湾問題には消極的な立場をとるかもしれません。


まさに、もしトラは世界を大きく変えるものになる可能性があります。


世界の地球温暖化へのアプローチも大きく変えるかもしれません。


そこで日本に大きな変化があるとしたらアメリカのEVシフトがどうなっていくかということです。


EVに関しては何度も書いていますが、最近の流れとしてテスラが大きく利益を下げたりし、このままEVシフトが進んでいくのか懸念材料が出てきています。


もしトランプがEVシフトを止めるような動きがあればアメリカでのEVシフトは大きく減少するでしょう。


そしてその流れはヨーロッパにも広がり2023年のような世界中でEVが広がっていくというような妄想は低減していくでしょう。


そして車に関してはやはり前回言ったようなハイブリッドを中心としたものに落ち着くのではないでしょうか。



トランプが大統領になったら以前のように日本と良好な関係を続けていくのは難しいかもしれません。


以前は安部首相というトランプ大統領と良好な関係を気づけたトップがいたのですが、現在は岸田総理をはじめトランプ氏とわたり会える人材は居そうにありません。


ひょっとしてもしトラとなると一番困るのは日本ということにもなりそうです。