今年の正月ほど衝撃的に開けた年はないと言って良いでしょう。


1月1日の元日の夕方に起きたM7.6、最大震度7の地震はお屠蘇酔いを吹っ飛ばす勢いのニュースでした。


各テレビ局は元日そうそう番組の変更を強いられ、ほぼすべての番組が地震情報、特に津波情報で占められていました。


そして次の日、各メディアは再び番組等の変更を強いられることになりました。


何と羽田空港での飛行機事故です。


帰省客のUターンがすぐ始まる2日での羽田空港の事故も正月の事故としては未曽有のものです。


元日が天災ならば2日は人災と言って良いでしょう。


幸いにも3日は特に報道される事故、事件はありませんでしたが、この2日でも今年を代表する漢字は災ではないかと想像されます。


毎年12月12日に日本漢字能力検定協会が発表する今年の漢字は今の段階では災という事だろうと推測します。


ただ、この災という漢字、2018年にも選ばれていました。


2018年も大阪、北海道での地震に加え、猛暑、豪雨などの被害が相次ぎました。


ただ、天災というだけを考えてみればこれは今後も多くの年で起こる可能性があります。



異常気象などはほぼ毎年のように起きていますし、それが地球温暖化が原因の一つであることも確かでしょう。


そして地球温暖化の原因はC02をはじめとする温暖化ガスとされています。


ただ、この地球温暖化が本当にCO2のせいだとするならば国連や各国の調査機関がそのエビデンスをもっと分かりやすく世界中に公表する必要があると思うのです。


大気というのは世界中で繋がっていますので、1国や1エリアだけで取り組んでも無駄であることは明白です。


世界中が取り組むべき課題だからこそ、国家レベルではなく、市民レベルでの、その証拠を明らかに出来なければ取り組むことなどできないのではないでしょうか。


地球の歴史を見ても人力文化から畜力、そして産業革命での化石燃料を主体とする化石燃料力へと変化してきました。


その後原子力も加わってきましたが、これが未来のエネルギーの主役であることは甚だ疑問です。


後処理や、危険性に大変大きな問題を孕んでいるからです。




そして温暖化ガスの問題が無くなれば本当に世界での異常気象は収まってくるのかは疑問の残る所ですが、世界はこのCO2さえ無くなれば問題が解決避けるような動きを示しています。


いま北欧や中国で急増しているEVの普及もそうですが、どうもco2を目の敵にする現在の世界の潮流は国家間での意図的なものが見て取られ、本当に世界、地球の今後を見据えての様には見えません。


ガソリンエンジンかEVかの問題ではなくて問題はこれからの地球全体のエネルギーをどうするかにあるでしょう。


先進国や中国がいくらEVを普及していっても途上国でEVが普及することは間が考えられません。



もっと科学が進歩していったら、今天災といわれる地震や台風なども新エネルギーに使えるものが出てくるのかも知れません。


そうしていって地球規模の問題、喫緊の課題だと地球温暖化に対する原因究明と対応を世界中に情報共有していくことが必要なのではないでしょうか。



今年の12月には今年の漢字が災でなくなる様に期待しています。