旅行というのは人生で最も楽しい出来事の一つではないでしょうか。


子どもの時には夏休みなどに故郷へ家族連れで帰ったり、もちろん修学旅行などもたいていの人は楽しみにしていたのではないでしょうか。


旅行というとそのほかに職場の研修旅行、新婚旅行などがありますが、どれも昔は団体旅行が主体でした。


現在は多様性の時代ですのでこのような団体旅行は徐々に減っていって、2人とかせいぜい10名弱の小グループでの旅行が主体となってきました。




私の場合、旅の楽しみは旅行を始める前の計画作りだったと思っています。


あそこに行ったらこれを食べようとか、こんなホテルに泊まってみたいとか、事前に疑似体験するのがとても楽しかったように覚えています。


昔は飛行機に乗ること自体が非日常体験だったので飛行機に乗ったり、空港でチェックインなども考えただけでワクワクしたものでした。



しかし、現代ではインターネットの普及でこれらの情報はより早く、より詳しく知ることができます。


旅先の情報もリアルタイムでの知識を得ることも可能になってきましたので、逆にあまり情報を詰めすぎていると実際の旅行での感激が薄れてくるのではないかと心配するほどです。


でも、実際の旅行に出かれることと、事前に旅先の情報を知って想像するのとではかなりの差がまだそこにはあると思います。


やはり現地に実際に旅行するのは人間の五感すべてが刺激されますので、目に映る景色も耳に入る音もネットを通じてのものとはやはり差があると思います。



実は以前にも少し話をしましたが、私の会社ではVRを使った全世界中の動画を使って旅行体験をするサービスを開始する予定です。


これには5感のうち視覚と聴覚だけを使いますので触覚、味覚、嗅覚は使えません。

だけど映画を見ているとその中に引き込まれるように視覚と聴覚だけあればかなりの臨場感をもたらすことはできます。


映画の世界でも3Dまでは人気ですが、その先の4Dとなると触覚、嗅覚等を刺激するものがあるそうですが、それほど需要は無いように感じます。


何より映画だと数千円で異空間を体験できますが、実際に行くとなると数万円~数億円掛かる場所もあります。



私たちのサービスは最低300円で体験できますので事前調査にくわえ、それだけで疑似体験をするには十分なものだと思っています。


この私たちのサービスの名前は『HappyHoliday』と言います。


このサービスは世界中の人が幸せな休日を楽しんで送って頂けることを願って名付けました。


いま世界ではウクライナに加え、イスラエルでも戦争が起こってしまいました。


戦禍にある人は楽しみなんて論外だと考えておられるでしょう。


当然その通りだと思いますが、24時間365日悲しんでおびえて生きていくことは可能でしょうか。


戦禍の中にある方に旅の楽しさを味わってもらおうとは思いませんが、ちょっと危機が去ったときに世界のすばらしい景色を見て頂いて自分の心の中にろうそくの炎のような希望を見いだして頂けたらな、と考えてはいます。


戦禍でなくとも生きるだけで精いっぱいという人はこの日本にだってたくさんいるはずです。


そういう人にも美しいものや興味の湧く動画を見て生きる希望の種を育てて頂けたらと思っています。


このサービスは旅行の楽しさで生きる喜びを作るのが目的です。


近日中に発表しますので是非ご期待しておいてください。