人生振り返り

中学編①生活編
小学校はめちゃくちゃヘビーなので、中学校からにする。

中1
ど田舎ヤンキー公立中学校に進学。
当時、地方の田舎中学校は荒れていた。
中学校同士の喧嘩で新聞に載る警察沙汰があったり、上半身はアロハシャツとか着てる先輩がいたり。

私は小学校でスーパー問題児だった。
同じ中学校に進む同級生が少なかったこともあり、心機一転人生やり直す気持ちで入学式を迎えた。

私には一つ上の学年に姉がいて、姉は学年で目立つ存在でブラスバンド部に入っていた。
私が入学した頃から、部活内のヤンキー先輩に目をつけられ、授業中に呼び出し、説教などをされるようになった。
先生達もヤンキーを制御できない状況。

私は呼び出されたことはなかったけれど、妹だと知られて、靴にイタズラ(靴紐とって靴をぐるぐる巻き)されたことはあった。おそらくヤンキーの仕業。

そしてある日、姉の自転車が乗れないレベルにスクラップ状態に破壊された。

私も小学校時代のことも相まって、両親は引っ越しを決めた。

今思い返しても、ど田舎で土地柄が悪く、民度の低いエリアだったように思う。
中学校の学区内には被差別部落があって、そこの方を勝手に同情的に好奇の目で見たり、何か不祥事があれば孫の代まで言われ続けるみたいなそんな雰囲気

そして、中1の夏休みに私達一家は一軒家を手放して、市内(県内では都会)の団地へお引っ越しした。

そこは今までとは全く違う世界だった!
まずこれまでの私の悪の所業を知っている人はいない。ヤンキーもいない!
公務員住宅、自衛隊の方が住む社宅のお子さんが多くて、これまでとは全く毛並みの違うクラスメート。一見、みんな普通の幸せそうなご家庭のお子さん。

そして、私は完全に完璧に生まれ変わった。

転校生特需もあり、ど田舎から引っ越してきたのに東京から引っ越してきたかのような扱い。
とにかく可愛い、オシャレ、面白いと言われ、みんな私の友達になろうとしてくれてた。

引っ越してからの3年間素晴らしい友人に恵まれて、勉強も常にトップクラス。
中学3年間は塾に行っていたけれど、模試では全国で10位以内とか。1番乗ってた時期。

父親との間では色々あった↓
・ちょっと髪をパーマっぽくして父親に髪をぐちゃぐちゃに切られる
・学生鞄に当時流行っていたベネトンとかのブランドシールや名前シールを貼って学用品をベランダから捨てられる
・お友達からJリーグに誘われて一緒に行ったら帰りが遅くなり、朝まで鍵を開けてもらえず外で過ごす
・成績が1番から3番に落ちたとか、50点満点の試験で満点じゃなく48点だと、茶碗とか投げつけられる
・家が狭くなったことで、両親のSEX現場に2回ほど立ち会ってしまう

だけど、学校での時間が楽しかったので、私自身の心も表情も明るかった。
当時は、別人格を演じてるみたいな感覚だった様にも思う。

そして、この頃には自分の自尊心の低さを確実に認識していた。
自信がありそうな人に苦手意識が芽生えたのもこの頃。
太宰治の人間失格をよんで、「道化に走ることで、人としての評価されることを避けようとしてる」そんな一説が異常に刺さった。
シュバイツアーについて知って、自分の存在意義、自己実現、そんなことを考える様になった。
 
そして、同時並行での大事件
新しい中学校の中1でオナラ事件もあったため、中1からその後大学生になるまでは、脳内1/3くらいオナラに支配されてた笑