前回は、30代に適応障害になった話を書きましたが、
そういえば???と、今ではすっかり忘れていましたが、
過去のことで思い出したことがあります。
18歳の頃、失恋がきっかけで食べ物が食べられなくなり、
かなり痩せてしまったんです。
そうしたら、なんと、人生最初で最後のモテ期が到来しまして
ここで私の中に間違った価値観(歪んだ認知)ができあがってしまったのです。
太っていた私は誰からも見向きもされなかったけれど、
痩せたら、少し注目をあびるようになった。
太っている自分には価値がないけど、
痩せた私は価値がある
そこから、食事は1日1食程度しか食べなかったのです。
食べたとししてもカロリーがあまりないサラダとか。
痩せて、骨が浮き上がってくればくるほど嬉しい
20歳目前では、体重が39キロ位になっていました。
(身長は157センチです)
40年くらい前の話。
この頃は「拒食症」という言葉は、あまり世の中では
聞いたことがない時代。
カレン・カーペンターさんが摂食障害でお亡くなりになり、
「拒食症」という言葉が世の中で認知されるようになったのです。
カレンさんが亡くなったのは30年位前と思っていたけれど、
今、調べてみたら、1983年にお亡くなりになっていました。
私が39キロあたりでストップをかけられたのは、
高校時代からの男性の友人から率直に言われたのです。
「自分では、痩せて綺麗になっていると思っているかもしれないけど、
骨がゴツゴツしていて女性としての魅力を感じないよ」と。
その言葉で、無謀な食事制限は止めましたが、
摂食障害は「心」が関係していることもあり、
結局、後年、この歪んだ認知は歪んだままだったので、
二人目不妊の原因となってしまいました。
また、妊娠中は5カ月まで働いていたのですが、
次の方への仕事の引き継ぎなどでストレス過多となってしまい
23歳の時は顔の右半分が麻痺してしまうベル麻痺に
なってしまいました。
この時もショックだったな~
当時を振り返ると、私は自分というものがなく、
成人しているにも関わらず、母親の支配、過干渉に
反発はするものの、結局、母の言いなりにならざるえなく、
まだまだ、精神的にもかなり未熟であったにも関わらず
24歳で自分が母親となり、相談できる人もいなくて、
いっぱいっぱいだったのです
インターネットが普及して、色々と情報を知ることができたり
(情報を見極める力は必要だけど・・・・)
学ぶことができたり、
こうやって、ブロクなどで経験者としての話を書いたり、
逆に他の人の経験を見ることができたり、
本当にありがたいことです