今回 ボストンに来た一番の目的は、娘がボストンバレエスクールのサマーダンスプログラム(SDP)の参加するにあたって、寮にチェックインするための付き添いだった。寮にチェックインさせてから、ほぼ1ヶ月。時が経つのは早い。

アメリカは15歳までは空港からは保護者か委任された大人がいない限りリリースしてもらえない。信じたくはないが、Human Traffic 人身売買は現実にある、、、飛行機は乗れるがちゃんとしたお迎えが必要ということ。


誰か知り合いかエージェントに頼んでお願いしようかと思ったが、15歳だと他の両親も寮のチェックインに付き添うだろうし、一人暮らしを整えるのと変わらないから、一緒に行こうと思った。

 

ちなみに、Boston Ballet Schoolのフェイスブックによると、今年は参加者のダイバーシティは全米42州、18ヶ国かららしい。娘のルームメイトは同じ年のカリフォルニアとフィラデルフィアからだった。部屋は3人部屋。

チェックインの時間を合わせていて少しだけお母さんたちと話せた。とくに一人のお母さんは4人子育てをしているスーパーママで、その日一緒にランチをしたり、Targetで子供達が買い忘れた身の回りのものを一緒に買いにでたりして、午後を一緒に過ごさせてもらった。Unofficial SDP2023のFBのサイトを教えてもらったり、色々と助けてもらった。ありがたかった。

 

12歳−15歳まではNewtonの寮とスタジオ、15歳-18歳はBostonとなっていて15歳の場合はどちらになるかはクラス分けによりわからないとあったが、早い段階で娘はBostonの寮になることがわかった。寮に入ってわかったけど、Bostonスタジオだけでも250人ほどの参加者。今回ボストンスタジオは、日本から来た日本人はいなかったみたい。(海外在住の日本人らしき人はいるよ、、、とあとで娘が教えてくれた。)アジア系では中国と韓国の家族を複数みかけた。とくに姉弟などで参加のアジア家族も複数。

 

ベッドと身の回りを整えて、お昼になる前にそのままバイバイしたが思った以上に寂しくってちょっと泣きそうだった。

英語だけだけど大丈夫かな?とか。他のお母さんも別れるこの瞬間は辛いよね、、、と辛そうな泣きそうな感じだった。

 

無事、届けた安堵の気持ちもあったが、離れ離れの1ヶ月、ホームシックとか大丈夫かなと心配しつつ別れた。


そんな余韻は一瞬で吹き飛ぶことに。翌日、私の2時間モントリオール移動がまさかのNY LaGuardia空港での一泊のてんやわんや、結局、ずぅっとこちらから声かけないとテキストでさえ連絡をよこさない娘。心配損というやつである。

でも、それでも、本当に大丈夫なのか、強がりなのか心配で、寮にはいって1週間後、お願いしてやっとビデオで話した時には思った以上に普通に元気で安心した。頼もしいけど、ちょっと寂しい。何より、楽しんで見るみたいで本当よかった。

 

 

 

そんな、家族バラバラの夏も、だいぶん後半に。東京に帰る日も近づいてきた。