生まれて2日目に
心室中隔欠損症と告知された
ベビーの記録

ブラックな母親心丸出しm(_ _)m



手術予定日がきまり、
それまで絶対風邪引かせないようにと言われ、
そんなん上の子がいたら絶対無理なので
上の子だけ、それまで実家で預かってもらうことにした。

生後3ヶ月の子にメスが入るなんて。

でも、搾乳した母乳ののみも悪くなってるし、
息もすぐに荒くなる。
もう、手術するしか選択肢はなかったので
元気になる姿だけを想像することにした。


手術予定日の3日前、
緊急オペが重なって、手術を一週間延ばしてほしいと電話連絡があった。
すでに、1ヶ月待ったのに、
さらに待って大丈夫なのか?
こっちは一刻も早く手術してほしいのに、、、。という気持ちを抱えながらも仕方がないので了承する。

オペ2日前の午前中に入院する。
点滴ルート確保のため、いったんベビーを預ける。
なかなか点滴がはいらず、
40分間ずっとギャン泣き。
心臓に負担をかけないように泣かせないでって言われているのに、いいんだろうか??
生まれて初めて、こんなに泣き続ける我が子に
心配と不安と、何をしているんだという疑心しかない。

戻ってきた我が子の顔色は白かった。
泣かせちゃいけない病気なんだから
上手な人がやってくれればいいのに、
こんな長時間、何度も失敗されて拷問だと思う。
血管が細いから難しいのはわかるけど、
それならきちんと上手な人がやるべきだと思った。今回入院したのは総合病院の小児科だが、総合病院のNICUの医師は、点滴いれるのそんなに失敗しなかったのに、、、。

手術日まで元気にすごし、
手術日当日、浣腸をしてお風呂に入って、
うとうとする薬を飲んで、
眠った所で手術室まで連れていった。

名前と生年月日と病名を言って
先生に預ける。

あの手術台に乗せた時の
なんとも言えない気持ちは
多分一生忘れないだろう。
手術台まで付き添ってくれた看護師さんのお子さんも手術歴があるらしく、気持ちを共有してくれ、励ましてくれてた。

心室中隔欠損の単体の手術だったが、
手術室に預けてから
終わって会えるまで、9時間半もかかった。
内、縫合時間は1時間半。
普通のサラリーマンなら休憩を挟むと思うけど、麻酔科医や主治医はぶっ通しだ。
我が子がもちろん心配だけど、
医療従事者はたくさんの命を気持ちを救ってくれる。だからこそ、ほんとしっかり休憩時間を与えてほしいと思った瞬間。

手術後、執刀医(偉い先生)から簡単に手術の説明をされた。
心臓も肺も、思っていたより
かなり弱っていて、術中、左胸が気胸(肺に穴が開く)を起こした。
人工心肺を使うときに、どうしても肺に圧力がかかるから、それで穴があいてしまったそうだ。

説明の最中、縫合は主治医がしてくれているらしく、(偉い先生は心臓部分のみの執刀だった)縫合が終わってICUにベビーが戻ってくるまでまち、ベビーの顔を見て、顔色は真っ白だったが、私たち両親も無事に手術が終わったことに安堵し、家に帰った。