こんばんは!訪問いただきありがとうございます
東日本大震災の時、私は大阪の事務所で仕事中だったのですが、大阪でも揺れを感じました。
最初、ゆっくりゆっくり周りが揺れているように感じたので、目眩がする〜働き過ぎかな〜と思ったぐらい、長時間の揺れでした。
大阪でも揺れたぐらいですから、震源地付近はどれだけ揺れたことか…
その月末に会社を辞めたこともあり、何度かボランティアとして東北に赴きました。
農家さんで畑のヘドロやゴミを掻き出したり
漁師さん宅で片付けや作業を手伝ったり
出来ることは何でもしました。
EM菌を使用した有機栽培をされている鈴木さんの田んぼのお手伝いをさせていただいた時の話。
海水を被ってしまった田んぼを、なんとか蘇らせたい鈴木さんの熱意は、たくさんの人の心を捉えて私たちボランティアの活力源となりました。
鈴木さんの人柄は、人間だけでなく、自然(精霊)にも愛されているのが伝わりました
見えるものも見えないものも、一丸となって鈴木さんを応援している。
皆んなに応援される鈴木さんって、本当に心から自然を愛しているんだなと思いました。
自然と共にある、お手本のような方です。
その鈴木さんの田んぼの周りにも、被災された方々がいらっしゃるので、他の畑や田んぼにもお手伝いに伺いました。
その時、木々や草花に話しかけてみました。
放射能が降り注いで大変だね。大丈夫?
答えは…
放射能に関しては、木々草花には、人ほど問題ないようです。
それよりも…
こっちに来いっ
とばかりに誘い出され、導かれた場所は
除草剤が散布され、茶色く枯れた草
生活排水が流れ込み、洗剤で泡立った小川
ゴミが不法投棄された山林
人による水質汚染の方が、放射能なんかよりもずっとずっと深刻な被害をもたらしている
とのことでした
申し訳ない気持ちと、何もできない恥ずかしさでいっぱいになりました。
自分にできることは
自分は水や環境を汚さないこと
自然に還る洗剤を使ったり、そういう商品を選んで購入すること
それくらいはやっていこうと思いました。
今も放射能漏れが人体の生命に深刻な影響を及ぼしているのは
今も人が自然の生命に深刻な影響を及ぼしていることに似ているような気がしました。
自然を汚すことは、自然の恩恵を受けて生きている私たちの命を汚すことにつながっているんです。
自然は人がいなくなれば蘇ります。
でも人は自然がなくなれば、滅びます。
どちらが優位な立場なのか
時間が経過すれば自ずとわかります。
わかったときに手遅れにならないよう
少しでも、一人でも、環境が良くなるよう行動していかなければと思います。
今日はなんだか重い話になってしまいました
今夜も素敵な夢を見てください
最後まで読んでいただきありがとうございました