今年26才になった長女が
友達とルームシェアすると言って
家を出ることになりました。

娘がいなくなった部屋で
いつも娘が座っていた場所に座って
今、この日記を書いています。


友達と一緒に住んでもいい?
と聞かれたのは今年の初め。

私は介護で実家に帰ることが多く
土日はドッジボールの審判や
山登りで家を空けることが多く
そんなに同じ時間を過ごしてきたわけではないけれど

大学の理工建築学科の息子は
大学に泊まることが多く

同じく大学で体育会系の部活に入った次女も
大学近くの友達の家に泊まることが多く

今日夕飯食べるヒトは?

って家族ラインで流すと
ハイって返事するのは長女だけだった。
自宅に必ずいるのは長女だった。

そっか
今日の夕飯は作っても食べてくれないんだね。

覚悟していたはずなのに
自分の時間をしっかり作ってきたはずなのに
さびしい。
さびしいです。

洗濯が間に合わないときに
洗って干してくれたり
シンクの洗い物を洗ってくれたり
ご飯を作ってくれたり

手伝ってくれた長女はもう家にいないの。


そういえば私がお嫁にいった朝

お姉ちゃんが寝ていた布団の前で
お母さんが泣いていたよ

って妹に言われたとき
あんまりピンと来なかった。
でも今は、その気持ちがよくわかる。

お嫁に行く前には一度帰ってくるでしょ?

って、何かのおりに聞いたことがあったけど
娘は「なんで?」って返事だった。

いつか、私みたいに気がついて
あの子も泣くのかな。

という、ちょっとセンチメンタルな日記でした。



今年の春、次女の成人式。



やっと歩き始めた一才の頃の長女。