最近、都内では、とても英語が堪能なアルバイトの子達がカフェやらアパレルショップや専門店やら、本当に増えたよね。




学生アルバイトも多いけれど、それよりは歳が上の、二十代半ば以降の子もちらほら。フリーターなのか正社員なのか?




英語を話せる子たちが増えてきていいよね〜という気持ちと、その子達の中には、発音だけをみれば、帰国子女なのか、国内インターに通っていたのか?




接客が好きで働いている子達ももちろんいるだろうけど、その一方で、一般企業で就職ができずに、今、とりあえず…で働いている子達もいるのではないかと思う凝視




日本のインターに子供を通わせているママたちと話すと、これからは英語がなければいい仕事ができないとか、世界で活躍できる人になって欲しいとか、そういう希望を持ってることが多いのよね。




それはそうだと思う。インターは全く安くないから、費用対効果で言えば、それが普通だよね。




でも実際、その日本の教育過程ではないところで教育を受けた子の、どれくらいの割合が、『親が期待するような』世界で活躍しているのだろう?




英語ができる…というのはとても曖昧で、発音が良くても、YouTuberが話すような英語と大学教授が話す英語はもちろん全然違う。接客で使う英語と、銀行員が話す英語も違う。




それは日本語も同じ。小学生が話すような日本語しか話せなければ、日本の一般企業で就職は難しい。新聞を読めない日本人だっている。




というようなことが、発音が綺麗でペラペラと英語を話す子たちに起こっているのではないかと思う。




英語が話せたからって人生安泰ではないのに、どうにも英語が話せたら、成功者みたいな風潮は、まだあるなぁと思う




娘も実際、そんな風に言われることがある。英語も話せるから、もう安泰だよね的な…いちいちムキになって訂正することではないが、それを言われる度に、不思議な気持ちになるネガティブ




今は強みの一つくらいにはなっているとは思うし、将来も、なるとは思う。それで広がる世界もあるけれど、言葉だからね。言葉を使えただけで、即、どうにかなるものではない。




そんなこと言ったら、アメリカ人やイギリス人、カナダ人やオーストラリア人のような英語のネイティブスピーカーはみんな、全員が、英語が話せるから安泰、裕福な人生を送れるってことになる。




…もちろん、決してそんなことはない




日本に帰ってきて、英語に関する1番の違和感はそこだったなと思う。英語=成功の証みたいなの。なんでそう極端なのかなと思ってしまう。




英語は使えた方が絶対にいいけど、それを使って活躍するかどうかは、要は、それ以外の努力と、その人次第だなと思う。




私の周りには、英語が話せる主婦…沢山いるしね。主婦はきっと、英語ができる日本人の理想のゴールではない気がするけど、でも、まーみんなそこそこ幸せそう飛び出すハート




幸せなお嫁さんになりたいピンクハートと思っている子供もいるだろうから、英語が話せると、日本人に限らず結婚もできるから、幅が広がる?かも?




台場のアパレル店員であろうと、ウォール街で活躍する金融マンであろうと、主婦であろうと、英語が使える日本人はどこにでもいる。




本気で世界で活躍できる人材しかり、憧れの企業に就職しかり、海外で起業しかり、どれもこれも英語が使えただけではどうにもならない。




と、思うんだけどね。

でもなんか…大きな声では言えない感じはあるよねあせる