今回、数年限定で日本に帰ってきて良かったことは沢山あるのだけど、その一つに…もう私の一生分くらい車の運転をしたこと!というのがある。




元々運転はしていた。まーしていた…というほどではなくて、免許を取ったのが19歳で、その時はあんまりしなくて、月に2回とか。で、その後もそんな感じで運転に慣れず。




姉が上の姪っ子(現在:18歳)を妊娠して、普段は姉が運転をするけど、妊婦にさせてはいけない!と運転した…のを最後に、そこから10年以上運転しない、完全ペーパードライバーでした。




多分、車の運転って、最初が肝心なんだよね。最初からガンガン運転した人というのは、その先もずっとするけど、なんとなくしなかったり、怖い〜とか言いながらしないと、ずっとしない。




姉は18の時に免許をとってから、休まず運転し続けて、今もアルファードを乗り回してる。私にはあんなオオモノを操るなんて無理だわ。




そんな私が、再び運転をするきっかけになったのは母の病気で、日本に一時帰国した時に、私の運転で病院に連れて行きたかったから。




わざわざペーパードライバー講習を受けました。講師の方が簡易ブレーキ持参で来てくれて、1時間運転して、記憶を呼び起こしてもらって。本当は2時間だったけど、問題ないので1時間で!と言われて。




まー私的には…えええーお金払いますからもっとやりませんー?って思ったけれど、きっとあとは慣れしかないんだ、と納得して。




でも3ヶ月に一度、何回か運転するだけでは、やっぱり怖いな〜って気持ちはあって、新しい道を一人で運転して行くとかもってのほか。




で、その程度でシンガポールで運転をしていたけど、やっぱり怖さはあったなって。知った道しか行かなかったし、一人で運転する時は近くのショッピングモールか娘の習い事の場所まで。




基本、夫という名の鬼教官が隣に座ってないと無理だった(そして同時に、鬼教官の存在も無理だった…真顔)




という状態で日本に帰り、娘の学校の送り迎えにより、強制的に運転をする状況になったら、運転のストレスが無くなってきて…




今は、まずどこへ行くのも車で行けるか考えて、駐車場がないとか、駐車料金がバカみたいに高いとかいう理由以外は大体車で行動する。




新しい道も問題ないし、ナビさえあれば、基本どこにでも行けると思う…但し、首都高は避ける物申す




ってかなり進歩だし、高校時代の友達なんかは私の運転嫌いを知ってるので、え?運転できたっけ?という反応だったりした。




運転が苦痛じゃない…むしろ楽ちん!ってところまで、車の運転をするようになったのは、何気にすごく良かったことだなって思う。




次に南国帰った時…マレーシアはまぁちょっと運転怖いけど…



そういうものだと気をつけて運転するというプラスアルファはあるけれど、なんか、行けそうな気がする〜と思う。




今回日本に帰ってきて良かったこと、この他にも沢山あるけれど、これは私の人生にかなり大きなことだったなって思うし、世界も広がったなって思う。




たかが運転、されど運転だった飛び出すハート