ちょっと、まだここには書けない(気持ちの整理が…)ことがあって、実家に帰っていたのです。夫の両親に娘を預けて。




で、一通りやらなければならないことが終わって、自分の部屋でふと、ベッドのサイドテーブルにある手紙を手に取ったら、かなり前に受けた健診のお知らせが…




なんで今頃?と。

なぜなら、それ受けたの11月だったから。それから4ヶ月も経ってる。




乳がんは検診の時、担当してくれた医師が、本当に綺麗で何も見当たらないと太鼓判を押してくれていて、だからすっかりなんでもないと思ってた。




でも確かに、ルールなので、もう1人に診てもらうことになってます、と言っていた。




結果は1人目の医師は、疑いなし。

そして2人目の医師は、疑いあり。

でした。




で、ん?なぜ今頃?と。

確かにここ1ヶ月ほど、旅行とか、その前は姪っ子2がインフル、その翌週は父がコロナの感染がわかり、実家に来ていなかった。




一度、旅行の寸前に夏服を取りに行ったけど、、ほんの10分の滞在のみ。手紙はその時にあった気もするし、なかった気もするし、、




で、翌日、病院に問い合わせた。

いつ発送したものなのか?と。




別にそれ聞いたところで、私の身体には関係ないけど、心の方が落ち着かないから。




あれこれ向こうがガチャガチャした様子を見せてから、検診室から連絡します、と。




で、連絡が来て、検診を受けた11月20日のちょうど3ヶ月後になる、2月20日に発送しました…と。




え?3ヶ月後ですか?と聞いたら、、

1人目の医師と2人目の医師の結果が違かったので、手間取ってしまって…




何に?

何に手間取るの?




ガンかもしれない結果は、むしろ、そうじゃない結果より手間取ってる暇なくない??って思ったけど、ここで戦っても、相手のすみませんで終わるだけなので、えー?と言ったのみで終えました。




しかし、もし私が本当にガンだったら、まじで、徹底的に戦うからな!と。心の中で宣戦布告。




ちなみに、乳腺外科の先生や看護婦さんからは、これはひどいですよね…申し訳ありませんと謝罪を受けました。




そして、結果を言いますと、ガンではありませんでした!乳腺の重なりがガン細胞の形によく似ていた…?だったかな?まーそんな感じでした。




と、でもそこまで、私は地獄でした…

とはならず、ものすごく冷静で、手紙を見た時に、まさに、ガーーンってなったけど、その時は姉の元に駆け込んで行き、、姉と動揺…




姉は、え、誰の?なんで?って。うーん、私のだし、なんで…は、わからないよね。




で、夫に連絡するときは少し涙声ではあった。夫はほぼ無言、あ、うん、あ、うん、しか言ってなかった。でも翌日の早朝便で日本に帰ってきてくれた。




その後、私の冷静さは、自分でも引くくらい。もちろん、なんで3ヶ月も放置された?とか考えると、、その間にガン成長しませんか?とか不安になったし、特に娘を思うと…




でもそれより、今私にできることは…再検査の予約と、治療が必要になった時に、家の近くにいい病院がないか調べること。




近所にすごくいい病院があった…

特に乳腺外科はすごく良かった…




それが気がかりだったので、ここですごくホッとしたことを覚えている。今後何かあったら、そこに行こうと思う!




で、両方終えて、さらに、私が癌になったら、一体いくら入ってくるのか保険を調べて、、これは私の保険を選んでくれた母に感謝。ものすごい手厚かった。




まず、診断されただけで、一千万入ることはわかった。とはいえ、もともと仕事してないし、それに頼るっていうよりは、もらえるものはもらっておこう、という感じだったな。




手術や通院も、そして先進医療について、特に手厚いことはわかったので、治療もあれこれ選択できるという安心もあり、、




再検査の時は、私は冷静を超えて、よっしゃ!どんな診断でもかかってこい!だったニヤニヤ




普通なら、えーんってなるところを、一旦なったけど、すぐに切り替えられた私は我ながら強いと思う。もちろん診断されたら、その時も凹むだろうけど、多分またすぐに、次の一手を考えたと思う。




それは、間違いなく、母の経験から。母の時は私はひたすらオロオロしてしまった。主治医に気を使い、聞くべきこと、確認すべきことをうやむやにしてしまった過去がある。




私は、病気と戦うのは、強い意志でも病気に負けない心でもなく(まーあるに越したことはないけどね)それより、正しい病院、先生、治療を選択することだと思ってる。




正しいは、人によって違うし、自分にとって大切な人の命は、医師にとっては大勢いる患者の中の一つの命でしかない。母の治療の時に、主治医から、それをすごく感じた。




だから、絶対に守りたい命があるなら、医師の話だけを鵜呑みにせず、自分たちでとにかく調べて、選択していかなくてはならないと思う。その選択を許してもらえないならば、速やかに他の医者を探すべき。




オロオロや涙、医者への遠慮は、何の役にも立たないことは学んだので、次の誰かの時、私は正しく立ち向かうことを決めてた…ま、今回は自分の、、しかも、実際違ったのだけど。




今回は自分の冷静さに、ホッとした。動揺しないで動けた自分に、偉かったぞ!と自分で言うわ。




まーそれは実際、死亡率が他のガン種と違って低いことと、どう触ってもしこりが触れなかったこともあるけどね。




今回、この騒動により、やっぱり検診は大切だし、細かい検査(胃カメラやら大腸やら)は、推奨されている年数内に必ずやる。




そして、すぐに夫の人間ドックを予約。早期発見から助かる確率は格段に上がるのだから、私は健康だから!とか言って、細かい健康診断をやらないのはダメだと思う。




区や市町村でやってる健康診断は、体重測定に毛が生えた程度だから、あれやるくらいなら、年に一度人間ドックを!




…あなた誰?だけど、、本当に。母は、毎年、市町村の健康診断を受け、それで安心して、詳しく全身を調べなかった。その安心が1番怖いと思う。




難治である怖い病気は、簡単な健康診断なんかでは、一つもわかりません。




健康は大切…でも人はいつか必ず病気になるのだから、その時、そうなる前にどう動くか、やっぱり大切なんだと、改めて。




今回、この騒動は、他に、実はすごく大変な中で、同時に処理するのは精神的に辛かったけれど、、改めて気づけて、良かったと思っている




まだあるのだけど、、これは私にはどうにもできないうん、とりあえず。