昨日も、またまた至福の時間を過ごしてしまいました😆。土日火と、連続して人生の棚ぼたみたいな時間が続いていて、落ちて来た熟れ熟れの果実に押しつぶされそうです😊。どうしよう❤️。
さて、昨日は日曜日の由紀子先生のコンサートにもご一緒させて頂いた仲良しのお友達先生と、アンリ先生のレクチャーコンサートに行ってきました😊。アンリ先生は、ピアニストとしても超一流だと思いますが、由紀子先生が唯一の我が師とお慕いされている方なので、私にとっては先生の先生ということになります。色々な意味で特別な先生です。
で、コンサート。期待のはるか斜め上をいくコンサートで素晴らしかったです😭。
アンリ先生のベヒシュタインでのコンサートはいつもレクチャーコンサートで、先生の切り口が冴えわたる大変興味深いお話つきのプログラムにいつも唸らされるのですが、昨日はこんな感じでした。
スマホで指先で書いたので数字がアレですが、こんなふうに、ドビュッシーとショパンの曲を2つセットにした全7セットを、休憩なしのノンストップでレクチャーを交えながら演奏してくださったのです。それぞれのセットには、テーマがあり、アンリ先生が、何がテーマでなぜこの曲を組み合わせたのか、ここから見てとれるドビュッシーとショパンの違い、ドビュッシーがショパンに何を感じていたのかを解説して下さったのですが、これがもう素晴らしくて!あぁそうなんだ😳、とか、こんな切り口があるんだ😳!とか、何もかもが新鮮で、またしても、目から鱗が落ちて足元に鱗の山が出来ました。
先生のアイデアなので、ここに詳しく書くことは差し控えますが、例えば、郷愁をテーマにした⑤の組み合わせでは、ドビュッシーは、古き良き輝かしいロマン派の時代を知っている最後のひとりで、その過ぎ去った時代への郷愁であり、ショパンは自分のルーツである祖国ポーランドの生活や残してきた家族への想いといった郷愁である、といった感じで、アンリ先生が作品から汲み上げたものを並べることで、近現代の代表みたいなドビュッシーが、いかにショパンを敬愛していて、いかにショパンから影響を受けていたかを浮き上がらせるようなプログラムでした。
なんて面白いんだろう😳!やっぱりこれからのAI時代は、属人性の高いキュレーションが大事だなぁ、と心の底から思いました。クラシック音楽ってもう何百年も演奏されてきて、何十回何百回って聞いて、本当によく知っている曲なのに、演奏する人が変われば出てくるものが違うし、切り口が違えば見え方も感じ方もこんなに変わる。すごいなぁ、素材が良ければ、料理の仕方でなんとでも変わってるんだなぁと思いました🙄。
個人的に心を打たれたのは、例えば夜がテーマの最初の二曲とか、夜の雰囲気は同じなのに、人が違うから、空気が違うんです。人が違うってこういうことなんだ、個性ってこういうことなんだ、人って面白いな、本当に唯一無二なんだな、と思いました。曲を知っていることもあるかもしれないけど、アンリ先生がほぼほぼアタッカでドビュッシーからショパンを弾き始めても、ショパンになったことが最初の一音で分かるし、どの曲を聴いてもドビュッシーとショパンは全然違うので、面白いなぁと思いました。
ただ、違うんだけど、ドビュッシーがショパンから受け継いでいるショパンの跡を追っている部分は確かにあって、なんとも言えないあたたかな継承を感じました。そしてふと、なんだか折り紙みたいだなぁと思いました。あの複雑系のやつです。私のお友達で、連鶴作品作りを趣味としている人がいるのですが、あれを思い出しました。
こういうのです↓
一枚の紙を折って作る鶴であることは同じでも、ショパンが美しい鶴を完成させたとしたら、ドビュッシーはその後に続いて、鶴をどんどん発展させていったみたいな感じだなと思いました🙄。人間って進化しないではいられないようにプログラムされてるんだろうな〜🙄。
ちなみに、そこからさらに発展させて、超複雑系に行ったのがラヴェルな気がします(笑)。こういうやつ↓
これを1枚の紙を折るだけで作っちゃうとか、本当に凄すぎます!
話をピアノに戻します😅。
アンリ先生のピアノの音は、本当に綺麗でした。この世にこんな綺麗な音があるんだって言う驚きで身体が震えるような、極上の音。柔らかく撫でているかのようなタッチ。泉の底から水が湧き出るみたいに、極上の音がピアノの中から生まれてくるみたいな感じ。もう仙人がピアノに向かって座って、ショパンとドビュッシーとお喋りしながら音楽と戯れてるみたいでした。大きなピアノが、アンリ先生に弾かれることを心から喜んでいるみたいで、まるで先生にお腹を向けて仰向けに寝っ転がってゴロゴロ言ってる大きな猫ちゃんみたいに見えました。まぁね、ピアノも嬉しいよね🙄。私も今この瞬間このピアノになってアンリ先生に弾かれたいと思いました。
アンリ先生の音楽は独特の軽さがあって極上のパシュミナみたいなので、一般的に弾かれるのと大分違っていたり、かと思うと、そこでそんなに太くなるんだ😳!とびっくりするくらい、太さを出してきたり、音量の幅が凄かったのですが、私がお腹の中がひっくり返りそうなくらい驚いたのが金色の魚でした。これは有名だし、仲良しのお友達先生も良く弾く曲で、私は彼女の弾くこの曲が大好きだし、いつもすごい良い演奏をされてるなー❤️と尊敬もしていたのですが、なんと!アンリ先生が弾いたら全然別物で、え?金色の魚って二曲あったの😳??と思ってしまいました。私もびっくりしたけど、彼女の方がもっと驚いていたと思います。え?同じ曲だよね?どういう気持ちで聴いてるんだろう?と思って横目でみたら、だいぶ前のめりになって固まっていて、この人このまま倒れちゃわないかしらと心配になりました。あれはなんだったんだろう🤔。とにかく衝撃的でした。
あとひとつ、めちゃくちゃ嬉しかったのが、エオリアンハープでした😊。最近エオリアンハープを練習していて、まだうまく行かないけど、こういう風に弾きたいなと思う方向性があったので、アンリ先生がどういう演奏をされるかドキドキしながら待っていたのですが、なんと!私が思っていたのと同じ方向性の演奏だったのです😆!もちろん器の大きなは全然違うし、私のは足元にも及ばないけど、こういう風に弾いて、こういう音を出せたらいいな、と憧れていた夢の音をアンリ先生が実際に出して下さったので、超感激しました。まぁでもよくよく考えたら、私は由紀子先生にご指導頂いて勉強しているわけだから、当然といえば当然なのかも🙄。孫弟子?ってこういうことなのかな、とそれもちょっと嬉しく思いました。
でもねー、やっぱりここまで別格すぎて神様みたいな先生と連弾してみたいと去年思ってしまって、9月のレッスン受講を目標にけっこう頑張って練習してきた曲があるのですが、こんな神様みたいな人の素晴らしい音楽に私のゴミのような音を重ねるなんて、どうしてそんな大それたことをしてみたいなどと思ってしまったのか、と思いました😔。しょぼん。お友達先生には、そんなことないよ!連弾できたら絶対知らない世界の扉が開くよ!と励ましてくれて、それは全くその通りだと私も思うけど、基本的に自己肯定感高くないので、無理!無理無理無理〜😭!という気分です。いけないわ。いつも子ども達には、自分で駄目とか無理って思っちゃった駄目、ってあんなに言ってるのにな😔。言うは易く行うは難しってほんとだな。
ふぅ。書くだけ書いたら落ち着きました。
とりあえず今日も練習頑張ります。



