産後1ヶ月が経ちました。
遅くなったけど、ひとまず報告です♡
我が家の第四子、ピコは、
予定日の2日前に産まれました。
可愛い可愛い男の子です。
これから「三男くん」と書くことにします。
(末っ子ちゃんは「娘ちゃん」に改名です)
これまでの様子も今の色々も
書きたいことはたくさんあるけど
忘れたくないことを
ずっと忘れずにいられるように、
まずは綴っておこうと思います。
立ち合い出産、できなかったから。。
三男くんが生まれた日の朝
何度も訪れる痛みの波で目を覚ましました。
「やばっ!時間計らなきゃ!」
そう思った時にはもう5分間隔で←
前駆陣痛かもと思いながら
洗濯物を干してたけどやっぱり痛くて
「ヒロさん、洗濯物を干すの手伝って!」
と、謎の理由でヒロさんを起こした時には
たぶんもう軽くパニクってたと思う。
「痛いの?今、何分間隔??」
ヒロさんの言葉にかぶせるように
「5分」とだけ答えると
あとはもう洗濯物と、時間と、
子供たちに笑顔を向けるのが精いっぱいで
とにかく落ち着かなかった。
「電話して病院行こう!」
前に伝えていた通りにヒロさんは
陣痛バッグや入院用の色々を車に運んで
その速やかな行動に私は怯んでしまった。
「待って!昨日買ってきてくれたクレープ!
あれ食べてから電話する!!」
「待って!長男と次男坊の登校を
見送ってからにする!!」
「待って!娘ちゃんにハグしなきゃ!
一週間も離れるの初めてだから」
「待って、待って、もしかしたら
ただの前駆陣痛かも!!」
「ほら、電話して病院行くよ!」
ヒロさんに促されながら私は
クレープを頬張って小学生2人を見送って
娘ちゃんにハグをしてからばぁばに預けた。
洗濯物はいつの間にか
ヒロさんが干し終えていた。
「経産婦なので入院の準備をして
すぐに来てください。」
電話の向こうの看護師さんにそう言われて
なんだか逃げ場を失った気がして
私はやっと、自分がめちゃくちゃ
ビビってることに気がついた。
こんなもんじゃないと思っていた痛みは
病院に向かう車の中で確実なものに変わり
もう会話もままならず...
信号に掛からないでと祈りながら
波のように押し寄せる痛みを
その波が過ぎるまで
ただただ痛みを感じて乗り越えた。
病院がいつもより遠く感じたよ。
立ち合い出産を希望していたヒロさんは
このご時世とやらで、
病室で待つことが決まっていた。
誰のせいでもないし
病院に文句を言うつもりもないけど
やっぱりずっと悔しくて
陣痛待機室でも分娩室でも
隣にヒロさんがいないんだと思うと
怖くて残念で、心細かった。
だから病院の駐車場で
車から降りる前にハグしてって言ったんだよ
こっから先は一人だ、と思って。
ヒロさんはいつものように落ち着いていて
(私にはそう見えた)
いつもと変わらないハグに
「頑張れ」と優しく付け足してくれた。
その「頑張れ」をお腹の子にも
ちゃんと伝えられるように
めいっぱい深呼吸した。
「うん。頑張ろう。」
玄関でヒロさんと別かれてから
診察室に入るまでに
2度、痛みの波に座り込んだ。
呼吸に意識を向けなきゃと思いながら
これから始まるであろう長い孤独な闘いに
すでに心が折れそうなほど
私は、へなちょこだったよ。
「頑張ろう」と、自分とお腹の子に
さっき言い聞かせたばかりなのに...
内診で先生が
もう8cm開いてる!すぐ分娩の準備して!
頭もそこにあるよ!!
そう言ったのが聞こえて
周りが急に慌ただしくなった。
前の3回は、確か、まだこの時点で
子宮口1cmとかだったから...
声には出さなかったけど
「マジか!」と心の中で喜んだ。
いきなり、ゴールが近い!笑
ひとりぼっちで孤独な
陣痛待機室での長い時間は省かれて
すぐに分娩室に向かうことになった。
看護師さんは私を車イスに乗せて
廊下を猛ダッシュしながら
「なんでもっと早く...」と言っていたけど
やっぱり声には出せなかった。
用意された服に着替えながら分娩台に登り
点滴やモニターを付けながら
周りがとにかく焦っていて
「待って!まだ産まないでよ!」
何度そう言われたか分からない...
もう、地球が、全ての重力を
私の子宮に向けている気がして
意識が遠のいてしまわないように
必死に痛みにしがみついた。
何度経験しても出産というのは
逆らえない大きな力に「産まされる」感覚
死ぬほど痛いとあらがいながら
この世に生み出される命の
通り道になるしかない。
痛みに抵抗する余裕すらなくなるけど
たぶん、それで正解。
周りの準備が整ったのか、
整う前だったのか、
「次の陣痛でいきむよー!!」と
私が一番聞きたかった言葉が聞こえた。
いきんだか回数は覚えてないけど
「はい!!力を抜いて!!!」
それはゴールの合図で
私は泣きべそをかきながら目を閉じた
胸に熱いものを置かれて
ゆっくり目を開けると
顔を真っ赤にして泣いている
小さな三男くんがそこにいて
元気に震えるその声に心からホッとした。
赤ちゃんって可愛いよね
愛おしいよね
誰にありがとう言えばいいんやろ
ヒロさん、喜ぶだろうな、、
子供たちに、早く会わせたい、、
どれを言葉として選べばいいのか
全然分かんなくて
ただただ嬉しくて泣いた。
そこからの後処理は
麻酔で少し休ませてもらって
目が覚めたら
末っ子ちゃんはもう登園した時間だ、とか
今ごろ次男坊はプールかな、とか
時計ばかり気にしていた。
車イスに乗せられて、
今度はゆっくり押されながら病室に向かった
ドアを開けるとヒロさんが待っていて
ここでも言葉が見つからず
とりあえず、へへへと笑った。
「はえーよ!!」
ヒロさんは涙の余韻を残したまま
笑って言った。
「うん、早かったw」
ヒロさんは
病室に入ってほとんど待たずに
連れて来られた三男くんを見て
戸惑ったらしい
え!早っ!わぁ〜!でも早い〜
そう笑いながら泣いたんだろう
家族や、みんなが、
連絡するたびに「早っ!」と笑うから
なんだかもう...
出産ってこんな笑われるもんだっけ?と
恥ずかしくて笑えたw
後から聞いた話、病院に到着してから
30分しか経っていなかったらしい
産気づいてからのスピード感が半端なかった
一通りみんなに笑われてから
ヒロさんが「よく頑張った」と褒めてくれた
「お疲れ」とハグしてくれた
望んでいた立ち合い出産は
出来なかったけど
その後の話は尽きなくて...
ほんとに面白かった。
何度も何度も笑って泣いた。
心から、幸せだと思った。
生まれてきてくれてありがとう
