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『 痛み 』  「痛み」を感じることは悪いことではありません。

     「痛み」がなければ、心も身体もバランス良く

     維持することは出来ません。



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肉体でも同じような「痛み」を何度も経験する内に慣れて、
ガマン強くなって来るように、こころの「痛み」についても、
何度も同じ「痛み」を経験する内に、
どんどん「痛み」に対する感覚がマヒしてしまいます。

但し、こころの感覚が鈍るのは、何も「痛み」に対してだけではありません。

うれしいこと、楽しいこと、喜びの感覚に対しても同じように、
感じる能力がマヒし、どんどん低下してしまうことになるのです。


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感動出来ないこころの機能低下の原因が、ここにあります。

こころの「痛み」に対して、もっとキチンと向き合うことが大切です。

あなたはこころに「痛み」を感じた時、どうしていますか?

その「痛み」をキチンと感じ、その「痛み」から目を背けず、
しっかりと受け止めているでしょうか?


今日はこころの「痛み」と、
しっかりと向き合って見ましょう。

「こんなことぐらいで…」とか、
「もう大人なんだから…」なんて強がったり、ガマンすることはありません。

どんな些細なことであっても
こころに「痛み」を感じている自分をごまかさないことが大切です。

 こころに「痛み」を感じたら、
 自分のハートに両手を当てて、しっかりと感じ切ってください。

「痛み」を感じたら、ガマンしないで泣いたっていいんです。

大丈夫ですから…。

こころが「痛い」時に、ガマンするものではありません。

それでは、単に「ガマン強い人」になるだけですから…。