母は残された者に迷惑をかけないことだけ考えて暮らしてきました


予想していなかった転倒で捨てに行くことは出来なかったけれど、自分が亡くなってから家族がすぐに処分できるようにまとめてあったのであっという間に母のものがなくなってきました


お茶道具は生前わたしが受け継ぎました

絵画道具は引き継ぎたいと思っています

 

最期まで残したものは書の一式

筆だけでも100本はあるでしょう

箱に入っていてこのまま捨ててね、と言われてはいたけれど書の心がないわたしでも捨てることができない


書道具は本当は全て寄付して終わりにしたかったようですが、これまた思いもしていなかった転倒により叶わず…


その寄付したい先を聞いておこうと思いながら先送りにしたわたし…


せめて母がいる頃から書を趣味のひとつに加えておくんだったと後悔しました

こんなことを後悔するとは思っていなかった


価値が分からないというのはかなり悔やむところであります

もっと興味持っておくんだった_| ̄|〇


そしてもうひとつ残していったものは日記とかメモ類✍️

たくさん言葉を残す人だったので


これも死んだら捨ててねとまとめてあったけど、これはこのまま捨てれない


読んだら考えていたことがわかって泣くけど時がきたら読もうと思う


いくつか見たメモにはマイナスの言葉はひとつもなくて、全部自分自身への応援メッセージみたいなのと周りへの感謝の言葉だった


85歳、とか書いていた年齢はわかるから、今度はわたしへのメッセージだと思って読もうと思っている

時がきたらね泣き笑い


その時もう少し笑顔になれてたら、あちらの世界から届くメッセージみたいに思えて

まだ母と繋がれてるみたいで嬉しく思うかも照れ


これらを残してベッドも机の上も片付けました

母のいた形跡がなくなってしまうんだろうな、

寂しくなるんだろうな、と思っていたけれど

予想外に大丈夫だった


母がいた景色を納得いくまで目に焼きつけることが出来たからなのか、

そのままにしていて いつか母がそこにいたという記憶が無くなることを怖く思ったからその前に、と思ったからなのかは分からない


だけど整った景色を見ても寂しくなかった


かえって足を踏み入れていい場所になった気がした

母の部屋で、母の書き物をする机に向かうこともできた


ここに確かに母はいた

今はその思いだけで前に進んでいける気がしている


・・・でもあくまで今は、かな…

また母の姿が浮かんでしまったら、その時また泣こう



阪神タイガース38年ぶりの日本一⚾

我が家の虎党歓喜🙌🏻キラキラ


母が亡くなったあとの寂しい気持ちの中でも日本シリーズ全戦テレビ観戦しました

今年の日本シリーズ面白かった野球

母のことは少し忘れ、いいゲームに盛り上がる我が家でしたが、野球大好きな母も喜んでくれたと思っています\(ϋ)/


全国のタイガースファンの皆さまおめでとうございます生ビール飛び出すハート


また1週間始まりました

今週もよろしくお願いします