PET/CT | 【舌癌闘病記】Be a happy family ~がんを克服して幸せな家族になるぞ~

【舌癌闘病記】Be a happy family ~がんを克服して幸せな家族になるぞ~

読んで頂きありがとうございます。
このブログは、私が舌癌の告知を受けメンタルがかなり弱っていた時期に、たまたまこのアメブロで同病の方のブログを拝見し【とても】元気づけられたことをきっかけにはじめてみました。
つたない文章ですが、どうぞ宜しくお願いします。

2015年4月28日(火) 

PETは予約時間に遅れると最悪検査ができないと説明を受けたため、30分前にA病院のPETセンターに入る。

もちろん、前日に激しい運動もしていない。

そういえば告知以降、舌の痛みは相変わらず時々ある。

でも、自分の中で治療を決定してから幾分治まっている気がする。

病は気から?!



受付を済ませると、待合室で待つよう言われる。

その際にはできるだけ安静にし、また特定個所をかきむしったりしない様に御願いされた。

ブドウ糖の集積が動いた筋肉で発生し、画像診断に影響があるからだそう。

待合室では500mlのペットボトルを渡され、検査前にできるところまで飲むように言われる。

検査前に、血糖値・血圧を測る。

正常値範囲。

診察室?があり、そこで看護師さんから検査の流れの説明を受ける。

説明資料に自分の番号が付いており、各部屋ではその番号のシートに座るように指示を受ける。



事前説明後は検査エリアに入るので、嫁さんとは一旦別れる。

次に身長と体重を測る。

これで検査で腕から注射するブドウ糖ベースの放射性薬剤(FDG)の量が分かるらしい。

A病院は、院内で放射性薬剤を作っているとのこと(サイクロ施設というらしい)。

着替えが済んだあと、別フロアにある処置室に移動。

腕に点滴の針のようなものを指され、大きな機械から出るチューブをつなぐ。

そこから透明の液体が流れ込む。



注射が終わった後に待機室という、例えるならマンガ喫茶の仕切りが甘い感じの部屋に移動。

1時間ほどリクライニングシートに横になる。

脳が興奮したりするとFDGが集積するため、読書もできない。

寝れないと以外にきつい。

(「転移してないだろうか・・・」)

心配すると無意識に首のリンパ節を触ってしまう。

やっとうとうとしてきたところに「健康美さん、トイレを済ませ1番の撮影室まで移動して下さい」とアナウンスが流れる。

一応、トイレに寄ってから撮影に臨んだ。

PETの機械は、前回のMRIと形状は似ているが、顔面を固定する器具もなく、うるさい音もしないので煩わしさは少ない。

病院のパンフなどでは万歳状態であおむけになりドーナツをくぐるが、私の場合はきをつけ状態で撮影。

暫くすると「残り何分です」のようなカウントダウンのアナウンスが流れる。

技師 「お疲れ様でした。」

やっと終了。

技師 「このまま回復室で1時間お休みください。必要に応じて2回目の撮影がある場合があります。」

技師 「お休み後は、元のフロアに戻り着替えて検査終了となります。」



回復室は、またしても高級漫画喫茶のような部屋。

再撮影の可能性もあるためか、ここでも読書はもちろん、スマホもだめ。

ひたすら寝る。

40分経過したくらいに「健康美さん、2回目の撮影があります。(以下同文)」

(「マジかよ~、なんか怪しいの映ってる?!」)

心底凹んだ・・・

たまたままた同じ部屋での撮影(A病院はPETの機械が3機ある)だったため、技師さんに恐る恐る聞いてみる。

私 「2回目の撮影は、何か悪いものがあるからでしょうか?」

技師 「いえ、重点的に撮影したい場所がある場合や、画像が鮮明でない場合に念のため撮ったりします」

技師 「そのため、2回目は15分程度の御時間になりますので、もう少しガンバって下さい。」

撮影が終了すると、技師さんが「このまま元のフロアにお戻りください。御着換えして結構ですよ。」とのこと。

着替えを済ませ、受付で「できるだけ早くたくさん排尿して下さいね。」と言われる。

後からGoogle先生に聞いてみると、集まらなかった放射性薬剤を早く体内から出すことで、被ばくを軽減できるとも言われているらしい。

支払は保険適用で"24,430円"でした(治療費は後からまとめて記載する予定です)。

帰りは嫁さんとランチパスポート(通称ランパス)を利用して500円(税抜)ランチを楽しみました。

GW明け5/8(金)にPET結果説明を外来で聞くことになる。