主治医に治療相談 からの 術前検査 | 【舌癌闘病記】Be a happy family ~がんを克服して幸せな家族になるぞ~

【舌癌闘病記】Be a happy family ~がんを克服して幸せな家族になるぞ~

読んで頂きありがとうございます。
このブログは、私が舌癌の告知を受けメンタルがかなり弱っていた時期に、たまたまこのアメブロで同病の方のブログを拝見し【とても】元気づけられたことをきっかけにはじめてみました。
つたない文章ですが、どうぞ宜しくお願いします。

2015年4月22日(水) 先日嫁さんとの話し合いの通り、主治医のY医師に治療を相談することに。

昨日予約を5/15→4/22に変更してもらっている。

いつもの様に、待合室で掲示板に関係なく名前を呼ばれる。

Y医師 「こんにちは。お座り下さい(笑顔)」

相変わらずの笑顔。

今日はCB医師も同席。

Y医師 「MRIの結果が来ていますよ~。」

いつもの画面にMRIの画像を出しながら説明してくれた。

Y医師 「やはり、リンパ節の大きさなどから考えても、転移は現時点でなさそうです(笑顔)」

嫁さんと顔を見合わせ、思わずニンマリ

Y医師、CB医師とも思わず顔を見合わせみんなでニンマリw

Y医師 「というわけで、当初の予定通り最短5/15で手術で行きたいと思います。」

Y医師 「そのため、今日お時間があれば、術前検査をお願います(笑顔)」

私 「わかりました。」

Y医師 「血液検査が結果取得まで一番時間がかかるため、最初に受けてください(笑顔)

私 「検査結果後でも、今でも構わないのですが、いくつか相談や質問があるのですが。」

Y医師 「今で構いませんよ~(笑顔)」

セカンドオピニオンの話の前に、今まで自分の体調で気になる点を聞いてみる。

私 「実は色々不安がありまして。。。喉がかれているような気がしています。それから、土曜日には食事の際に飲み込みに苦労しました。喉への転移は大丈夫なのでしょうか。」

Y医師 「はい、一番最初の検査の際に鼻から喉までファイバースコープで転移がないことは確認しています(笑顔)」

鼻腔から咽頭部付近まで画像も出してくれた。

既に確認済みでしたか。

さすがプロっす

Y医師 「数ミリの癌はさすがに見えないのですが、疑わしいものはありません。」

なるほど・・・

次は一番聞きたい「陽子線治療」についての質問。

私 「もう1つ治療に関してですが、放射線や陽子線治療という選択肢もありますが、私の舌癌には適用できないのでしょうか。」

Y医師 「健康美さんの癌の場合は放射線治療が効きにくい種類です。そのため、手術で切った方が治療効果があると考えています。」

南東北病院の広報さんとは異なる見解・・・

Y医師 「術後の後遺症もご心配かと思いますが、舌の部分切除になるため、発声や飲み込に大きな障害は残らないと考えています。」

Y医師 「入院も2週間程度で済む予定ですし。」

もう少し、治療方法について選択肢が出るかと思ったが・・・

それじゃ、最後にあれを聞いておかないと!

今週に入って、医療従事者の嫁さんの弟とお姉ちゃんからLINEで「PETは受けた方がいいよ。自費だと10万円くらいで高いけど!」とアドバイスを頂いていた。

どうも、
がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む性質を利用するらしい。

がんのある個所は、ブドウ糖の集積ができる(脳・胃・膀胱はもともと集積が多いため反応が出るらしい)。

そのためブドウ糖に近い成分(FDG)を体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影する検査だって。

舌癌はステージが初期でも転移がでも起こるケースがあるため、リンパ節やその他の遠隔転移を調べる意味で私も必須の検査と認識していました。

私 「自費でも構いませんのでPETを受けることはできますか?」

Y医師 「できますよ~。それでは、術前検査と結果の確認が終わった後にPETセンターに寄って説明を聞いて下さいね(笑顔)。



さて、急いで術前検査だ。

採血は運よく10分程度で完了。

尿は出そうにないため最後に回す。

心電図→胸部X線撮影→肺機能の検査と進む。

肺機能の検査が意外ときつい。

口に掃除機のホース部分のような検査器具をくわえて、普通に呼吸したり急激に吸ったり吐いたりする。

辛いのは、看護師さんの指示に従って吸えるところまで吸い、吐けるところまで吐くパターン。

検査を終え嫁さんが待つ待合室に戻ると、周囲からも「肺機能検査きつい・・・」と聞こえてきたw

尿も何とか絞り出し、提出。

耳鼻咽喉科の外来に戻る途中、Y医師とすれ違う。

Y医師 「検査終りました~?採血は最初に行きましたよね?」

私 「はい

Y医師 「では、診察室に戻って結果が返ってきているか確認しましょう!」

私 「お昼休み後でもいいですよ。」

Y医師 「できるだけ早く帰れる方がいいでしょう(笑顔)?」

私 「それでは、お願いします!」

明らかに昼休みに出る様子だったが、快くこちらを優先してくれた。

細かいけど、こんな気遣いがうれしい。

CB医師もまだ診察室にいた。

Y医師 「検査結果出てますね(笑顔)」

Y医師 「肺ですが、機能的に問題ないですね。影がなくきれいに映ってますよ(笑顔)」

しっかり画像を見ながら説明をしてくれる。

肺への転移が多い舌癌とネットの情報にはあったため、またほっとする。

Y医師 「タンパクも大丈夫。次に血液検査ですが、こちらも感染症など問題なさそうですね。」

Y医師 「PETセンターに寄って検査の説明と予約をして帰って下さいね。あ、それから今回のPETは自費でなく、保険適用で受けれますよ~(笑顔)」

Y[医師 「それではお大事になさって下さい」

来院するたび、Y医師の言葉にホッとする自分がいるw



会計後、帰る前にPETセンターで予約をする。

4/28(火)の9:30に予約となる。

その後、パンフレットを見ながら簡単な説明を受ける。

30分前までに来院、前日の21時以降は飲食しない、付き添いに赤ちゃんは連れてこない、バリウムを飲む検査を受けない、キャンセルの場合48,816円を負担するなどなど。。。

PETは何せ時間がかかる検査らしく、当日は3~4時間かかるとのこと。

まぁ、そこは我慢。

次のPET/CTでもいい結果であって欲しい。