家事や仕事がない専業学生ではない場合、学業と他のするべきこととのバランスが難しいと思います。

 

わたしは六年間は英語講師と塾講師、週5勤務と慶應通信を両立?させ、その後1年は、仕事をしながら教育実習に行きました。(最初の二年間は自主休学だったので両立してたとは言えない)

次の年は、仕事と院試を両立?させました。(秋は落ちているから両立といえるかどうか謎)

 

それまでは決めたことをなかなか自分でやり遂げることができませんでした。

しかし、6科目受験のころは、塾の授業の合間の10分の休憩時間にも、ルーズリーフに抜き書きした試験内容の語句説明を覚えたり、テキストを読んだりしました。

また、レポートもとあるゴールデンウィークに4科目書いたことがあります。

 

いまは、誰もいついつまでになになにしてね、と管理してくれるわけではないので、自分で1年のスケジュールを立てて実行しています。

たとえば修士のころは週に6、7コマの授業を受けていたので、いつまでにどの授業の予習をして、発表の準備をするのか。修論の1章はいつまでに仕上げるのか。いつから院試の準備をするのか。

 

博士課程になると学会発表や論文を投稿するのですが、たとえば論文投稿の半年前に題名を決めて提出したり、学会発表の半年前に発表申し込みをするという作業が必要で、実際の発表や投稿のずいぶん前から動かないといけません。

 

自分のやる気に左右されたくないので、毎日決まった時間に、決まったことをすることが理想です。

今日は、朝、家事をしたらずっとそっちをやりそうになったのですが、今日中にプライマリーを最後まで読むことと、アウトラインを書くことだけはやりたくて、なんとか終えました。

勉強方法の本や、勉強している人のブログを読むのが好きで、一時期は司法試験の上位合格者や何回も挑戦して合格した人のものをよく読んでいました。

『普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法』という本があります。読んでみると「普通」ではないのですが、この人が毎日、朝起きたら珈琲をいれてからすぐに机に向かうというのは、とてもいいと思います。

やる気がないとかあるとかに左右されず、自分で決めたことをきちんとやり遂げる力は慶應通信での学習で身についた一番の財産です。