研究に使うにはふさわしい校訂版があることを知ったのは、シェイクスピア研究のレポートでした。
シェイクスピアなんて、無料のものから、子供向け、現代英語に直したものなど、百花繚乱のバージョンがありますが、レポートや卒論で引用するには、学術的に正しいとされるバージョンじゃないと駄目なことは、レポート課題に〇〇版で、と指定があったのでわかりました。
アマゾンで失敗したのは、校訂版を探していて注文したのに、題名と作家名だけ一致したものを送ってきた業者があり(校訂版のを出品していることになっていた)返金してもらいました。
気が付いてみると、評価が50%など低い業者も多いです。そして、そういう業者は、「どの本を見に行っても、なぜかその本を出品している」ので、おそらく注文が入ってから、自分が手に入れて、そしてはじめて客に送るのだと思います。だから届かないことも多いし、ものすごく時間がかかります。
返金にはすぐに応じてもらえますが、アマゾンを間に挟んでやりとりするなど煩雑で、それからは怪しい業者はどんなに欲しい本を持っている(ということになってる)としても、注文するのはやめました。
コロナ禍になってから、アマゾン自体に在庫がないことが多くなった洋書は、評価が海外であれば95%以上の業者から買うか、以前取引があって問題なかったところから買うか、Kindleで購入することにしたら、失敗することはなくなりました。
アマゾン経由でしか使ったことないですが、こちらはいいと思う。
https://www.bookdepository.com/
本当は大学図書館が使いたいですが、いまは自由に使えないので、自分で買うことが増えました。
洋書は、日本の業者が扱っているときは、高くても届かない可能性がある外国の業者よりもいいので、注文します。日本の業者でとんでもないものがきたり、本が来なかったことは、ほとんどありません。
紙の方が使いかってがよくてもKindleでしか手に入らないものは、Kindleにします。
だいたい中身検索ができることが多いので、目次と索引をみて、使えそうだったら買ったり、大学出版会のもの(Oxford UPとか)は信頼できるから買う。
また、グーグルブックスでかなり中身が読める本もある。
卒論は、題名と編者で買った本がとても大当たりで使えたことがありました。
よい文献と出会うと研究が進みます。
Internet Archive は、アカウントをつくると(メールアドレスのみ。無料。)1時間などの制限がありますが、本を借りられるので
ここで探して、ちょっと読んでみて、良かったので買った本もあります。時間制限があると読めるのは不思議です。
また、動画などもアーカイヴにあるので、色々に使えると思います。本を借りないならアカウントはいらないです。