わたしとマスターコース


私とマスターコース


先日、心屋塾のマスターコース(簡単に言うと、本当の自分と向き合いながら心理学を学ぶ勉強会)の説明会がありました。


自分自身がマスターコースに通い始めた時のことを思い出した。


マスターコースを受講しようと覚悟をしたのは、3月だった。まだ肌寒くて、冬と春の間の感じの空気感だった。


ヨガの帰り道に、近くのATMによって、大金を振り込んだ。


はぁ。やってしまったあ。後戻りはできない。良かったのだろうかと思いながら、自転車でまた、夜道を走ったのをつい最近のことのように覚えている。


あの時の私、マジで、グッジョブ。


お金。


お金はどうしたか??


保育士で働いていた私は、日々の生活でいっぱいいっぱい。そんな大金なんてなかった。



申し込む覚悟をしたその数日前。

母が私の口座に振り込んでくれたお金があったのだ。


少し前に、結婚することを母に報告した。

借金があるまま嫁がせてはいけないと思ったのか、

奨学金の残りの額を振り込むから、口座番号を教えて欲しいという連絡が来た。

その頃の私は、受け取り下手。

そして、お母さんは、かわいそうだと思っていた。


それまで、わたしが母に仕送をしていた。

母は、数年前に父と離婚しただかりで、一人で、団地に住んでいた。年金暮らし。自営業だったから母の年金だって、サラリーマンの妻のように充分ではない。


そんな母から、大金をもらうわけにはいかない。

口座番号を聞かれたけれど、ずっと教えずにいた。

しかし、何かひょんなことから教えちゃったんだよね。

そして振り込まれた、わたしの奨学金返済のためのお金。


それを全部心屋(マスターコース)に突っ込んだ。


当時は、コロナ前で、オンラインなんてものはなかったから、毎月、新幹線代と、宿代を払って通った。


それから、7年近く経つけれど、私は、奨学金の返済を続けていた。


それが、

卒業合宿の数週間前に、父に会いに行ったことで、奨学金の残りを父からもらうことができた。


不思議な流れ。


最初から、そんな流れは全く想像もしていなかったけれど、勇気を出した人を神様は絶対に裏切らない。


父が私のために快くお金をくれるなんて、死んでも起こらないと思っていた現実だった。


本当に不思議。



後半の受講の時は子供がいたから、

遠出(現地で受講すること)は、ハードルが高かった。でもね、その時間が良かった。

新幹線の中で、自分自身のことを考える時間が持てる。

オンラインだと、講座が終わったら、さぁ。ご飯作ろう。さぁ。お風呂入れなきゃ。と、


心の勉強モードから、すぐに、わちゃわちゃの、日常モード。


自分自身の心の中をじっくりみる余裕も時間もない。


往復の新幹線の中で、自分のこと、心のこと、仲間のこと、いつも家族や日々の生活に向けている私の頭と心を私のみの時間にできた。それもとっても良かった。


お金がないかもしれないけれど、

時間がないかもしれないけれど、

飛び込んでみると、

必ず、勇気を出したあなたに、予想外な未来が広がっている。


そして、実は私は、41期で、入学して

その間に、妊娠、出産、育児、体調不良、流産、コロナ、心屋の体制の変化。などなど、いろんなことがありまして、

140期で卒業できたわけですが、

途中、モヤモヤもイライラも、もう嫌だもじっくり感じて投げ出したくもなりましたが、


それも、こうなる(140期で卒業する)運命だったんだなと、

こうなることが私にとって、マジで、ベストだったんだな。と、今、感じています。


講師ののぞみんに、心屋塾のみなさんに、マジで感謝です。


なにより自分の人生を信じられるようになったし、世界は優しいんだよって、拗ねていじけて、どうしようもない私に、これでもかと言うほど、教えてくれた場です。


悩んでいる方


勇気を出してみることを本当にお勧めします。