帰ってきては
また、出かけて
帰ってきては
また、出かけて
キャリーケースとともに
あちこちへ行ったここ1ヶ月
普段この地で暮らし
毎日
お金の心配と
夕食のメニューの心配と
そんなことばかりで頭の中が占領されていたことに気づく
そんな面白くないことは考えていない
わたしはいつも自分のことを優先して考えている
と思いつつも
それは言い聞かせていただけであって
実際はそうではなかった
その生活をしばらく離れてみて、わかった。
あちこちに出かけて
違う場所に身を置き
違うハプニングに遭遇し
違う景色が目に入り
違うものを食べ
普段の毎日と違うことが起こる
いかに自分が、
凝り固まっていないと信じつつ
凝り固まっていたことに気づく
その日々は幸せで
その幸せなことは
どこへ行っても変わりないのだけれど。
気を巡らせること
体、頭、思考、いつもと違う感覚を使う
世界を見る
そう、あちこち移動して得られる
別世界へ移動したような
広がる感じが好きだ
世界は広くて広がっている
と 実感して不思議な感覚になる
それを体感し実感した。
忙しくて疲れたけれど、嫌いじゃないな。
こんなの。
