中国でフィッシング詐欺にあう。 | happyemika

happyemika

*emika soccerlove from KOREA*

Korean Soccer Reports(www.emikasoccerlove.com)の日記。 ソウル生活の日常とか、サッカーとか。

フィッシング詐欺。

まさか、この私が引っかかるとは思ってもいなかった。
自分の馬鹿さをわざわざ披露するのもどうかと思ったが、
まあ、これも経験、と,
あえて、ここで公表します。

以前、韓国のクレジットカードのスキミング被害にあい、
無事に返金してもらったという話を書いたことがあるけど、
その時は、
自分のミスとか、だまされた、という類いの話ではなかった。

しかし、今回は、完全に私の失態。

韓国でも,中国でも、
銀行のインターネットバンキングの利用には、
銀行から発行される認証番号発行器(正式名称はわかりません)が必要だ。
*つまりワンタイムパスワード発行器です。

韓国はこれ。

中国はこれ。


韓国の場合は、ひとつだけ発行してもらえば、他の銀行で共通して使用できる。
写真は、法人用(2銀行)と個人用(共用)ということで、3つ。

中国は、各銀行ごとに1つ。

韓国の場合、
この認証番号発行器と、
さらに、金融機関用から発行された公認認証(パソコンやUSBにダウンロードする)、
この2つがそろって、初めてネットバンキングの利用が可能となる。

これは、インターネットバンキングも、
スマートフォンのアプリを利用した場合も同様だ。

中国も、金融機関の公認認証はないようだが、発行器システムはほぼ同じ。
というか、私自身、中国での生活が長くないので、
100%は理解していないと思うが、わかる範囲で。

写真の認証番号発行器というのは、
ネットで銀行の口座から資金を移動する(送金など)際に
その都度、認証番号が発行されて、
それをパソコンの画面に入力することで、操作が完了できる。

写真でわかるように、こんなに沢山の発行器を持っているので、
(認証番号は本体のボタンを押せば自動発行される)
時には、まちがえて、違う発行器の認証番号を入力してしまうこともあるわけで。


ある時、
中国滞在中に、韓国の銀行口座をネットで操作しようとした時だった。
法人用と、個人用のを間違えて、
入力する認証番号を間違えていたのに気がつかず、

何度もエラーが出るのは、
中国のネット環境が良くないからだと、勝手に思い込み、
入力限度の10回を超えてしまった。

使用停止となってはじめて、
自分が,発行器を取り違えていたことに気がつく。

個人の発行器は銀行間で共用なので、
これがだめになると、
他の銀行の操作も一切できなくなる。

本人が、銀行の窓口に直接行って、
発行器の再発行の操作をしてもらわないと、
再度使用ができないということになってしまい、
中国にいる私には方法がない。

運が悪いことに、
ちょうど支払いが一番多い日で、
資金を移動しないと、
うちの社員たちにもお給料が払えない。

銀行の会社の担当者に国際電話をして、
無事、発行器の復活をしてもらえたのでよかったが、
その時は、どうしようと、本当に焦ったものだ。

話は変わり、中国。
上海から広州に引越をして来て、
驚いたのは、
上海で使用していた携帯電話や銀行口座を
広州で引き続き使用すると、手数料がかかるということ。

同じ銀行の支店でも、
上海で開設した口座から,広州でカードで引き出しをすると、
わずかだけど手数料を支払わなくてはならない。

というので、
同じ銀行の広州の支店に、
新たに銀行口座を開設しにでかけた。

順番を待っている間中、
正面のモニターでは、
なんどもなんども、
フィッシング詐欺の注意を呼びかけるアニメが流れる。
へえ、
フィッシング詐欺って、
钓鱼台
って言うのねえ。

本来は、フィッシングはfishingではなく、
phishingなんだけど、
でも、釣られる、という意味では、そのとおりかもねえ。

などと,考えながら、
ずっとずっとそのアニメを何度も繰り返し見ていた。

今思えば、これは、確かに、私への警告だった。

その時、
私のiphoneに、メッセージが届いた。
『あなたのOX銀行の認証発行器の期限が今日で切れます。すぐに更新手続きをして下さい』

あれ、ヤバい。
そうだった?

韓国の認証発行器には期限はないが、
もう一つの金融機関公認認証は有効期限1年で、
その度に更新をする。
つい最近、更新をしたばかりだった。

なので、ああそうか、中国でも同じなのね程度で、
スマートフォンのメッセージどおりに、
操作を進めてしまった、というわけです。

上海の支店で開設した口座で、
もし期限切れになってしまえば、上海まで行って手続きしないとならないかもしれない。
韓国の発行器が使えなくなってしまったときの焦りが記憶にあった上に、
その銀行には、売上が入金になるので、もし使えなくなるのは絶対困る、
という思いから、
疑うこともなく、
説明のままに、その場で操作をしたのだ。

しかも、その銀行の広州支店のソファに座り、
フィッシング詐欺被害注意のアニメを見ながら。

自分でも
あきれる。

お恥ずかしい。


前日、その口座に、1000元(約1万6千円)を、
他の銀行から振替入金したのだが、
翌日になっても、残高が入金前のままで、

けっこう時間がかかるのね、
なんて、会社のスタッフには、呑気なことを言っていた。

翌日の午後になっても、
残高が増えないので、
口座の履歴をみる。

あれ。
あれれ。
なに、これ。

自分の入金した1000元は、とっくに入金になっていたのだが、
その後に、

どこどこ銀行の
だれだれさんに
1000元、送金したことになっている。

これを見ても、まだ,詐欺にあったことに気がつかない私はよっぽどな大バカ者だ。

記憶を辿り、
どうやら、あの時の
スマートフォンのメッセージというのが、
世間でいう、フィッシング詐欺というのなんだと、ようやく悟り、

スタッフには、
他人にあげるぐらいなら、
1000元をそのままボクにくれればよかったのに、
と冗談まで言われ、

社長として本当に面目ない。

運悪く、
その日、スマートフォンの初期化をしていて、
フィッシング詐欺のメッセージの記録を消してしまっていたので、
証拠もなく、被害届を出すわけにもいかず、
いや、出したくても、言葉に自信がない私は、
1000元でよかった。
と、あきらめることにした。

いつもだったら、
売上のほとんどが入っている口座だったので、
もっと被害が大きくなる可能性大だったのが、
今回はその1000元ちょっとしかない状態だったので、
少し救われる。

しかし、振込手数料まで引き落としになっていて、
わずかな額だがそっちのほうが、なんか悔しくて。

手数料自腹で、詐欺にあったという...。
悔しい。


それにしても、
以前から何度も書いているとおり、念力が使える私に、
フィッシング詐欺注意!の念が、ずっと送られ続けていたのに、

それにも気づかず、
この始末。

何事も、経験である。

だけど、ひとつの会社の主が
こんな大バカ者ではだめだ。
絶対、だめだ。