今年は家族揃ってゆったりとした新年を迎えることができました
除夜の鐘を聞きながら新年を島根県の太鼓谷稲成神社で迎えるという
30年続いた我が家の年中行事でしたが
津和野までの道のりは雪が深く毎年ドキドキしながらドライバーの夫に命を預ける
こんなスリルを楽しんだのも若かりし頃の話で
近年では億劫でしかたなかったのです
家長である夫の言う事には従わなくてはいけないという観念が私の中に染みついていて
他の選択肢はないという私自身の思い込みにすら気づいていませんでした
言いたいことがすんなりと言えるようになってきていた私は
年末に『今年は年が明けてからゆっくり初詣に行かない~』と提案しました。
『それでもいいよ』と夫
あまりにあっけない返事にいままでの我慢は一体何だったんだろうと
体中の力が抜けていく感覚がしました
現実が解決に向かっているそんな感じもしました。
元日はお天気にも恵まれ初詣の帰りには願成就温泉に寄ってのんびりできましたが
最近特にどこかへ出かけなくても楽しいなあと思うことが多くなりました
いつも大脳にいる安心感と安定感がわたしが望んでいたことなんだなあと思います