今日はご褒美の種類と選び方について

 

ワンちゃんが私たち人間社会で暮らすには

 

どこで排泄すればよいのか

 

お留守番はどこで過ごして欲しいなど

 

ルールを少しずつ教えることが大切です

 

 

 

 

 

また、オスワリやオイデなど

 

飼主さんとの共通語を教えるととても便利ですが

 

これらをワンちゃんにわかりやすく教えるために

 

ご褒美を上手に使うと早くあらゆることを覚えてくれます

 

 

 

 

 

この "ご褒美" というと

 

食べ物を想像されるかもしれませんが

 

食べ物だけではなくワンちゃんが喜ぶものすべてがご褒美になります

 

 

 

 

 

 

 

例えば

 

撫でられること

 

褒められること

 

オモチャで遊んでもらうこと

 

お散歩に行くことなど

 

その状況でワンちゃんが喜ぶものは全てご褒美になります

 

 

 

 

 

 

 

 

どのご褒美を使うにしても大切なのは

 

ワンちゃんが確実に喜ぶものにすること!!

 

 

 

 

 

 

 

例えば、オイデと言ったら来るように教えたい時

 

撫でることをご褒美にしたとします

 

 

 

 

オイデと言って

 

飼主さんのもとに来た時に撫でようとしたら

 

ワンちゃんが逃げようとしたり喜んでいなければ

 

それはワンちゃんにとってご褒美になっていない可能性があります

 

 

 

 

 

 

 

ですので次にオイデと言っても

 

まっすぐ飼主さんの元にくる可能性が低くなります

 

 

 

 

 

 

 

引っ張りっこなどオモチャで遊ぶことを

 

ご褒美にする場合は

 

口から放す事を教えておく必要があります

 

 

 

 

 

これらの理由から比較的ワンちゃんが喜びやすく

 

また使いやすいのが食べ物のご褒美なので

 

多くのトレーニングのご褒美として食べ物が使われています

 

 

 

 

 

 

ドッグフードで十分大喜びするワンちゃんは

 

ドッグフードを使うといいですし

 

反対にドッグフードの食いつきが悪いワンちゃんは

 

食いつきの良いおやつを探してみてください

 

 

 

 

 

 

 

チーズやササミなど匂いが強く嗜好性が高いものを使うと

 

食いつきがよくなる子が比較的多いです

 

 

 

 

 

 

食べ物をご褒美として使う時の注意点は2つあります

 

 

 

1.量に気をつける

 

ドッグフードなら一日の摂取量から与えること

 

おやつなら愛犬の一日のドッグフードの量(g)の10~20%以内にし

 

その分、ドッグフードは減らすように!

 

 

 

 

体の大きさに合わせておやつを小さくちぎっておく

 

 

 

【おやつ1個の大きさの目安】

 

子犬や小型犬なら…女性の小指の爪1/4~1/3くらい

 

中型犬なら…女性の小指の爪1/2くらいの大きさに

 

大型犬なら…女性の小指の爪くらいの大きさに

 

 

 

※1個の大きさが大きいと

 

すぐに1日のおやつの摂取量を過ぎてしまうので

 

小さくしておくと回数を多く使うことが出来

 

トイレや共通語を教える時に便利です

 

 

 

 

 

 

 

2.褒め言葉とセットにする

 

食べ物をご褒美にすると

 

多くの方が食べ物がないと言うことを聞いてくれない

 

ということがおきます

 

 

 

 

これがおきないようにするには

 

褒め言葉をかけてから食べ物を与える

 

これをセットにすると

 

将来的に褒め言葉だけで

 

言うことを聞くように教えることが出来ます

 

 

 

 

 

 

そして、食べ物を見せて教えないこと

 

最初の段階で食べ物を確認させる分にはいいですが

 

毎回食べ物を見せてから行うと

 

食べ物がないとやらなくなってしまいます

 

 

 

 

 

 

また、新しいことを教える時は

 

覚えるまでは毎回ご褒美を与えることが大切ですが

 

ある程度覚えてきたら

 

ご褒美を与える回数に変化をつける必要があります

 

 

 

 

 

オイデと言ったら飼主さんのそばに来るようになったら

 

毎回おやつを与えず3回に1回、5回に1回

 

というように減らしていくと

 

食べ物がなくてもオイデで来るようになります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

@横浜しつけ教室 子犬のしつけ方 パピー教室 兵藤動物病院