子犬を飼うと、最初に直面する問題で多いのが

 

 

トイレと甘噛み

 

 

 

で、甘噛みをやめさせる方法として

 

・子犬の口にグーの手を突っ込む

 

・仰向けにしておさえつける

 

・マズルをギュッとつかむ

 

 

 

 

 

この方法

 

間違いっていうか、やらないで欲しい方法

 

 

その理由は噛む犬になりやすいから

 

 

 

 

え?

 

手を噛むのはダメだって教えたいのに

 

反対に噛むようになるってどういうことか

 

 

 

子犬の時期に飼い主さんに手をカプカプ噛んでくるのは

 

甘嚙み です

 

もちろん、怒って噛んでる子犬もいるので全てではないですが

 

 

で、この甘嚙みは子犬の時期だけ起こる行動です

 

 

 

 

つまり・・・

 

成犬になればなくなります

 

成犬になっても甘嚙みしている場合は

 

エネルギーの発散不足、手を噛ませる習慣がある、等別の問題が発生して起きています

 

あと、大型犬は成長が遅いので長い期間甘噛みをしていることがあります

 

 

 

 

ですので、甘嚙みはやめさせようと教えなくても

 

勝手になくなります

 

 

 

 

で、今日は甘噛みの対処法ではなくて

 

なぜ下記の方法を行うと

 

反対に噛むようになるかを伝えます

 

 

・子犬の口にグーの手を突っ込む

 

・仰向けにしておさえつける

 

・マズルをギュッとつかむ

 

 

 

 

この方法、全部飼い主さんの手を使って

 

子犬に嫌な思いをさせて教えている方法です

 

 

 

で、そうなると

 

飼主の手=痛いこと、怖いこと、するもの

 

 

という認識になってしまうと

 

飼主さんの手が近づくだけで

 

逃げたり、怖がるようになることがあります

 

 

 

そうなると、もしかしたら表面的には

 

大人しくなってとても言うこと聞いてるように見えるかもしれない

 

手が怖いからね

 

 

 

 

 

でも、その手を信頼している訳ではない

 

ただ、怖くて黙っているだけ

 

そして、痛かった、怖かったという思いが強いと

 

子犬によっては自分の身を守るため

 

防衛のために、本気で噛むようになることがある

 

 

 

 

 

そう、最悪の場合この本気嚙みが出てしまうから

 

やらない方がいい方法なのです

 

 

 

で、とっても繊細な子犬は

 

手の印象だけではなく、

 

飼主さんの行動すべてに対して

 

警戒するようになることもあります

 

これ、恐怖条件付けっていいます

 

 

 

もちろん、上記の方法をとっても何の問題もなかった

 

という方もいるかも知れません

 

でも、印象が悪くなってしまうと

 

改善するのにとても時間がかかります

 

 

 

 

 

私は

 

子犬にとって飼い主さんが信頼する家族になって欲しいと思っています

 

飼主さんの手は

 

怖いこと

 

痛いこと

 

するのではなく

 

撫でたり、温かくて気持ちの良いもの

 

って思ってもらいたい

 

首輪や胴輪をつける

 

足や体をふく

 

ブラッシングする

 

目ヤニをふく

 

耳掃除する

 

歯磨きする

 

 

こういうのぜーんぶ飼い主さんの手を使って

 

子犬に触れて行うもの

 

だから印象悪くなって欲しくない

 

 

 

 

結局、甘噛みなくなるわけだから

 

余計なことして

 

関係悪くなって欲しくない(^^;

 

飼主、大好きだぜ~♪っていうまま育って欲しいです

 

 

 

 

 

そんなんで言うこと聞くようになるんですか?

 

って思う人もいるかな?

 

なるから大丈夫です(^^)

 

 

 

 

 

 

@横浜しつけ教室